ジョギングとランニングの違い
ジョギングもランニングも走る事、違いってないんじゃないの?という人も多いのですが、実はジョギングとランニングは違いがあります。有酸素運動であるということについては、ジョギング、ランニング、またウォーキングも同じです。
ウォーキングは歩く行為となりますが、ジョギングとランニングはどう違うのか?それは、目的と運動強度に違いがあります。ウォーキングの延長線上にある、運動するという目的でゆったり走るのがジョギング、息がはずむくらいに早く、トレーニング目的で走るのがランニングです。
ジョギングよりもランニングは本格的
ジョギングの場合、ウォーキングの延長というイメージで、ウォーキングから少しペースを上げて走る事がジョギングとなります。ウォーキングをしている方が、ちょっとペースを上げてジョギングするというイメージです。
ランニングは例えばアスリートが体力や維持力を付ける為に行う運動でトレーニング要素が強い運動ということになります。息がはずみ負荷をかけて行うのがランニングととらえておくとわかりやすいです。
消費カロリーが違う
ジョギングはウォーキングの延長として少しペースを上げてみようかな、気持ちよく走ろうかなという感覚で行いますので、カロリー消費もそれほど高くない運動になります。しかし、ランニングの場合、負荷をかけて体力を向上させるなどの目的を持っていますので、カロリー消費が高くなる運動です。
息が上がり少し苦しいなと思うくらいにトレーニングとして行う人もいますし、体力をつける為に、ランニングと100%近い走りを組み合わせることもあります。そのため、ジョギングとランニングではカロリー消費がかなり違うのです。
心拍数の目安も違う
ジョギングの場合、息が上がらない程度に無理せず走る、ウォーキングの延長になります。ランニングの場合、体力作り、筋力維持のためのトレーニングとして行うので、心拍数の上りも強いです。
心拍数を上げることも体力作りに必要となるので、負荷をかけて筋肉、心拍数なども挙げていくことで、体力を向上します。この心拍数を上げるということについても、ランニング、ジョギングの違いとなるのです。
ダイエット効果の高い運動
ランニングとジョギングが違うという事が理解できたところでジョギングをダイエットに活かす場合、どのようにしていけばいいのかなども理解しておくといいと思います。ジョギングはウォーキングの延長ということになりますが、ウォーキングでもジョギングでもカロリーは消費します。
どのように行うのかによって、ジョギングから目的を持ったランニングとなる事もあるので、その強度の違いなどからダイエットを考える事も出来るのです。ダイエット効果の高い運動について、ウォーキング、ジョギングを見直してみるといいとダイエット方法が何か見えてきます。
ウォーキング
ウォーキングをダイエットに活かすという場合には、一定の速度で継続的にある程度の時間歩くことが必要です。人によって強度の高さは違いがあると思いますが、腕を振って足を大きめに開いて歩くようにするとカロリー消費が高くなります。
ジョギングに近い位のスピードに持っていくとさらにカロリー消費が高くなりますし、街の様子を見ながら歩くウォーキングの場合、ストレス解消効果は高いけれど消費カロリーは少ないのです。どのくらいのスピードでどのくらい歩くかを考えるとダイエットにも活用できます。
スロージョギング
ウォーキングよりも腕を振って、足をあげて走るくらいのスピードで行うとスロージョギングです。セレブの方々、特に高齢の方々も、こうしたスロージョギングを楽しむという方が多くなっているのです。
心臓に負荷の大きなランニングとは違い、負荷をそれほど上げることなく、尚且つ、ウォーキングよりも消費カロリーが強くなる方法として人気となっています。体力を少し、健康のために付けたい、でもハードトレーニングは無理という人はスロージョギングがお勧めです。
ジョギング
ジョギングを行う時には、負荷を大きくかけず、でもウォーキングの動きではなく走る動きで動くことになります。手足は走るときに姿勢で、歩きではなくスピードもウォークキングより早い運動です。
心臓に大きな負担をかけるとランニング、いわゆるトレーニングになるので、そうしないという事なら、時間を計測しておき、その間をウォーキングよりも速いペースで走るくらいに思って運動するとうまくできると思います。そこからトレーニングに移行し、ランニングしてもいいと思いますし、準備運動として活用される方もいるようです。
どうしてジョギングがダイエットに向いているのか
ジョギングは有酸素運動になります。酸素を取り込み手足、全身の筋肉を利用して行う運動になりますが、ランニングの様に大きな負荷をかけたトレーニングではないので、苦しさが少なく、継続しやすいのです。
ダイエットは何より、継続することに意味があります。継続できないのは運動が苦しいからという事もあるので、楽しく気軽にできるという事が大切です。ジョギングも有酸素運動なので、血液を全身にめぐらせることが可能になります。血液が全身をめぐることによって代謝が高くなり、それによって痩せやすい体になるのでダイエットに向いているといわれているのです。
長く続けられる
ジョギングはランニングと違い負荷少なくできる運動です。心拍数をあげてトレーニングするということではないので、無理なく楽しく行う事がポイントになります。
苦しいという思いが少ない運動となるので、ダイエットに最も必要な継続が可能となり、走ることによって代謝がアップし、痩せやすい体にもなるので、体重が落ちることも現実的に目で見ることもできるのです。すると、痩せる事が出来た現実をみて、やる気も上がり、継続できる理由がいくつも見つかります。
無理なく長距離を走ることができる
ジョギングは気持ちよく快適に走る事がもとめられるもので、トレーニングではない運動です。そのため、気持ちよく快適に走る事が可能となり、長距離を走る事も出来るようになります。
いつもよりも少し長い距離、この間よりも少し長い距離を走れるようになったとなると、走る事の楽しさ、喜びを実感できるのです。これも、継続できる理由となりますが、長距離をある程度走れるようになると、ジョギングがより一層楽しくなり、長い時間走ることになるので消費カロリー数も高くなり、ダイエット効果が上がります。
疲れが残りにくい
ランニングの場合、負荷をかけたトレーニングとなるので、どうしても疲労が出てきます。すると疲労が残っている状態でまた走る事がつらくなり、走るのをやめてしまう事もあるのです。
ダイエットのためには継続が必要、となると疲労を残さない運動がもっとも適しています。ジョギングが全く疲れないという事はなく適度に疲労できるので、質の高い睡眠が出来、それによって精神的にも効果が出てくるので、モチベーションを高く持って運動でき、継続につながり、ダイエットに最適な運動となるのです。
まとめ
運動をする事が苦手という人も多いと思いますが、ウェアをちょっとおしゃれな物にしたり、運動するぞ!というイメージの服にすることで、気持ちをあげて楽しく運動できるようになります。イヤホンやポーチなどもトレーニング用に考えられたものが多くなっていて、いずれもおしゃれです。
男性も女性も健康、美容のために運動をおこなう人が多くなっていますが、ジョギング、ランニングなど、いずれも継続しなければ目的を達成できないと思います。何かを始める時、楽しいと思って行う場合と苦しい、いやだなと思って行うのでは、全く心の持ち方も違ってくるのです。楽しく運動できるように、ウェア、グッズなどこだわりをもって選び、モチベーション高くスポーツできるようになると継続できるようになると思います。