エアロビクスの基本動作・ステップ
まずはエアロビクスで最初に習う基本的なステップ、動きについて動画とともにわかりやすく解説します。
エアロビクス教室に通わず、DVDや本などを参考にするという方はこれらの基本動作を学んでから挑みましょう。
レッグカール
レッグカールはハムストリングを鍛える効果があるエクササイズで、主な動作はリズミカルにステップを踏みながら浮いたほうの足を後ろ側にキックするというものです。
この動作は後ろに蹴り上げる量によって運動量が大きく変わります。適当に流すような動きなら誰でも楽にできる運動になりますが、本格的にステップを踏みながら、お尻にかかとが当たるぐらい蹴り上げるとかなり疲労を感じます。
下半身に効果があるエアロビクスですが、腰回りにも効果が期待できます。
Vステップ
名前のように足の運びをアルファベットのVの字のように動かすステップです。
手の振り方は色々ですが、最も使われることが多いのは斜め上方に伸ばすというものなので、合わせてできるようになっておきましょう。
1.リズミカルに右足を右斜め前に踏み出す
2.左足を左斜め前に踏み出す
3.右足を元の位置に戻す
4.左足を元の位置に戻す
ボックスステップ
ボックスステップは名前の通り、足を四角形に動かすステップのことで、難易度は高くありません。
右足からスタートするボックスステップ
1.右足を左足の前に動かす
2.左足を右足の前からクロスさせるように右側に出す
3.右足を元の位置に戻す
4.左足を元の位置に戻す
グレープバイン
2.体は正面を向かせながら左足を右足とクロスさせるように横方向に移動させる
3.左右の足が進行方向と同じ直線上に並ぶように右足を一歩ほど右側に動かす
4.左右の足をそろえる
ウォーキング
これは名前の通りで歩く時の動作をそのまま実行すればOKです。特に難しい部分はありません。音楽に合わせて前後に歩いてください。
ポイントは背筋をきちんと真っ直ぐ伸ばしてリズミカルに足を動かすということです。ダラダラしないでしっかりと動きましょう。
ステップタッチ
別名はサイドステップなのでウォーキングの動きが縦の動作ならば、こちらは横の動作となります。
動かし方はこちらも単純で、右足を横に出して左足を引きつける、次は左足を逆方向に動かして右足を引きつける、これだけです。
後はリズミカルに音楽と合わせながら実行してください。ここから上半身の動きに変化させることも多いので、当たり前のように動かせる下半身を手に入れましょう。
マーチ
マーチはステップというよりは、歩く動作そのもの、いわゆるその場足踏みというものになります。背筋を真っ直ぐ伸ばしてフロアに対して垂直になるように意識して実行してください。
これは腕の振りや足をどこまで上げるのかで運動量が大きく異なるので、できる限り大きな動作を意識的に行いましょう。
エアロビクスのステップをサポートしてくれる道具
最後にエアロビクスのステップをサポートしてくれる有能な道具を紹介します。今まで紹介した基本の動作に道具は不要そうですが、あるのとないのでは大きな差が出るアイテムばかりなので、一度は使ってみるといいでしょう。
EGS エアロビクスステップ
本をガムテープなどで固定して踏み台昇降運動の台にしている人もいますが、何度もやるうちにすぐにボロボロになってしまうので、本格的にエアロビクスや踏み台昇降運動を続けるのならばこのような台を購入しましょう。高さ調整が簡単にできて便利な上に、耐荷重は200kgほどと丈夫です。
ただし、フローリングの床でそのまま使うと滑ってしまうことが多いので、下にはマットを敷いた方が良いでしょう。
踏み台昇降運動はエアロビクスに用いなくても、室内でできる有酸素運動としてかなり効率が良いので、エアロビクスを卒業したとしてもダイエットに使うことができますよ。
Ultrasport 踏台昇降用ステップ台
こちらも、エアロビクスにも使える踏み台昇降運動用の台なので、頑丈な作りになっています。高さ調整もでき、金額もEGSとほとんど同じなのでお好みで選ぶと良いでしょう。
軽いので持ち運びも容易にできるでしょう。
YouTen ステップ台
3段調整が可能でマット付きという便利なステップ台です。10cm、15cm、20cmと三段階で調整できるので、自分の体力に合わせて調節しましょう。
まとめ
エアロビクスの基本の動作、ステップは、運動が苦手でも実行しやすいシンプルなものばかりです。しかし、この基本となる簡単な動作が最後まで応用されつつ使われるので、覚えておくべき動作です。
また、エアロビクスに飽きてしまって購入したステップ台が使われなくなったとしても、その台は踏み台昇降運動に用いることができるので必ず役に立つので、踏み台アイテムも購入してみてください!