気になる歯につくヤニの黄ばみを除去する方法って?歯の清潔感アップ!

目元とともに人の印象を左右するものに口元があります。にっこりと笑ったときや喋る時に注目されるのは真っ白な歯であり、「芸能人は歯が命」と言われることがあるほど気を遣うパーツです。

歯並びよりも歯の黄ばみは大きなコンプレックスとなり、人前で口を大きく開けることができなくて悩んでいる人は意外に多いものです。そこで、歯が黄ばむ原因やヤニの黄ばみを除去したり、セルフケアしたりする方法などについて解説します。

歯の黄ばみの原因

歯は、表面を覆うエナメル層をはじめとして象牙質、歯髄の3層からなっており、生まれつき黄色みを帯びている人もいます。日本人を含む黄色人種は、白色人種と比較すると象牙質が黄色みを帯びていると言われています。

しかし、歯の黄ばみのほとんどは、表面にタバコや飲食物などの着色物質が付着することが原因であり、長年の習慣によってもともと白い歯だったものが徐々に黄色くなることが多いとされています。そこで、歯の黄ばみの大きな原因とされるタバコのヤニと色の濃い飲み物による影響について説明します。

色の濃い飲み物

歯が着色される原因として代表的な物質にステインがあります。そのほかにも、ポリフェノールやタンニン、カテキンなどが歯を着色させることが明らかになっており、毎日飲んでいる緑茶でも歯が黄ばむということに驚く人もいます。

赤ワインやコーヒー、紅茶や烏龍茶なども歯が黄ばむ原因となる物質を含んでおり、続けて摂取することで歯の表面が茶色くなります。これらは、タバコのヤニよりも除去しやすいため歯科医のクリーニングを利用することで元の白い歯の輝きを取り戻すことができます。

歯医者で出来るヤニの黄ばみ対策

毎日歯磨きをしていても全ての汚れを取り除くことは難しく、口内で細菌が繁殖して虫歯や歯周病の原因となる、歯垢や歯石が蓄積されていきます。歯石に変化すると歯ブラシでは落とすことができなくなるため、歯科医でクリーニングによって除去してもらうこととなります。

歯石除去は歯の疾患と密接な関係があるものですが、歯科医では歯の黄ばみや着色汚れを落とす目的でクリーニングを受けることができます。疾患とは関係がない場合は、保険適用外とはなりますがタバコのヤニや飲食物によってついた黄ばみを落として白い歯を取り戻すことができるため人気となっています。歯科医で受けられる黄ばみ対策をいくつか紹介しましょう。

PMTC(クリーニング)

PTMCは「プロフェッショナル・メディカル・ティース・クリーニング」の略で、歯科医で専門的な機会を使って、歯の根元部分などを徹底的に掃除する施術です。歯石を除去する際には、歯茎を含め強い刺激を与えることになるため痛みや出血をともないますが、PTMCは治療ではないためそのようなことはありません。

PTMCではフッ素入りの研磨剤を使ってクリーニングペーストを注入し、歯と歯の間や葉の付け根部分を中心として清掃、研磨します。歯の表面や歯周ポケットなどの洗浄が終わったら、フッ素を塗布して終了となります。1回の施術でヤニ汚れなどをスッキリと落とすことができます。

ジェットクリーニング

ジェットクリーニングは、専用の機械を使って超微細の炭酸カルシウムのパウダーと水を圧縮された空気のエネルギーを利用して吹き付けて汚れやヤニを強力に除去するクリーニング法です。歯石除去のように歯を研磨することなく汚れが取れるので痛みやストレスがありません。

ステインだけでなく虫歯の原因になる歯垢や歯石などをほとんど除去することができ、施術時間も少なくて済むので忙しくて歯科医に何回も通うことができないという方にもおすすめです。

ホワイトニング

クリーニングが歯の着色汚れやヤニを除去する施術であるのに対し、ホワイトニングは薬剤を使って歯の表面を漂白して白くする施術という点で大きな違いがあります。歯石除去や一般的なクリーニングでは、着色汚れを除去して元の歯の色を取り戻すことができますが、もともと黄色みが強い歯は真っ白にすることはできません。

ホワイトニングは、元の歯の色以上に白くすることができるので歯の色が黄色みがかった人にとっても効果的な施術と言えるでしょう。

自宅で出来るヤニの黄ばみ対処法

タバコのヤニや飲食物が原因でついた歯の黄ばみや着色汚れは、普段の歯磨きだけでは除去することができないため、歯科医でクリーニングを受けて元の歯の色を取り戻すことになります。ほとんどの汚れは1回の施術で落とすことができますが、施術後に以前までと変わらない生活習慣が繰り返されれば数ヵ月で歯が黄ばむことになります。

クリーニングなどの施術を頻繁に受けなくてもいいようにするには、普段の生活習慣を改善する必要があります。日々の生活を送るなかで、自宅でできるヤニの黄ばみ対処法にはどのようなものがあるのでしょうか。

喫煙後口をゆすぐ

タバコのヤニはタールと呼ばれる成分が主な原因であるとされています。タバコを吸う人の部屋の壁紙や家具が黄色く汚れることが多いことからも、歯にヤニがつくことがわかります。喫煙によって茶色いヤニが歯や舌に付着するため口臭の原因にもなります。

喫煙の度に歯磨きすることは現実的ではありませんが、少なくとも水で口をすすぐようにしましょう。口の中に付着したばかりのタールは一部洗い流すことができます。しかし、完全に除去することは難しいため定期的に歯科医のクリーニングを受けることも大切です。

音波式歯ブラシを使う

一般的な歯磨きでタールのヤニ汚れを落とすことは難しいものです。最近流行りの電動歯ブラシは、主に音波式と超音波式の2種類があります。音波式歯ブラシは、機械的に歯垢を取り除くことを目的としており、音波による高速振動によってブラシの毛先が接していない部分まで汚れを落とすことができると言われています。

また、音波の力によって口内の細菌の連鎖を破壊することができるため、ヤニ汚れの除去だけでなく歯周病などの予防にも効果があると言えるでしょう。

加熱式タバコに変える

タバコは、主流煙よりも副流煙の方が毒性が強いということが明らかになってから、受動喫煙の問題が深刻化しており、愛煙家は年々肩身が狭くなっています。煙を出さない加熱式タバコの売り上げが伸びているのも周囲への配慮からと言えるでしょう。

ヤニの原因となるタールは、タバコを燃やした際に発生しますが、加熱式タバコは火を使用しないため、タールの発生がほとんどなく、歯が黄ばみにくいとされています。

黄ばみに効果的なアイテム

歯にヤニや着色汚れが付着することを嫌って、喫煙はもちろん色の付いた飲み物を一切取らないという極端な人がいます。しかし、一般の人にとってお茶やコーヒー、ワインなどの摂取を全て禁止するということはとても難しいものです。

歯の着色を気にしながら喫煙や歯の着色を促す飲食物の摂取に留意しながらも、自宅で簡単にできる黄ばみ対策があればどんなに便利でしょう。そこで、自宅で黄ばみ対策ができる効果的なアイテムを紹介しましょう。

音波&超音波式歯ブラシ

自分で歯ブラシを動かすことなく電動パワーで歯垢も除去してくれる電動歯ブラシは根強い人気があります。音波式、超音波式の2種類があり、音波は人間に聞こえる範囲、超音波は人間の耳では聞き取れない振動という違いがあります。

音波式ではリニアモーター、超音波式では超音波発生装置が歯ブラシのヘッド部分にあり、口内の水分で振動を発生しながらヤニ汚れや着色汚れを除去してくれます。

成分配合の歯磨き粉

歯の黄ばみやヤニを除去しようとしてやみくもに強く歯を磨くのはタブーとされています。これは、歯の表面を傷つけることによって歯の表面に凹凸が生じ、そこにヤニや着色汚れが付きやすくなるからです。ヤニ取りでは強く研磨することよりも、ヤニ取りに効果的な成分が配合された歯磨き粉を使用することが求められます。

厚生労働省がヤニ取り効果がある薬用歯磨き粉として認めている成分には、ポリリン酸ナトリウム、ポリエチレングリコール、ポリビニルピロリドンがあり、1種類以上を配合したものが効果があるものとされています。ヤニ取り歯磨き粉を購入するためにはこれらの成分表示にも留意しましょう。

ピーリングアイテム

歯科医では機会を使ったクリーニングととものにスケールという器具を使って歯の表面の歯石を除去することがあります。歯の表面の凹凸にヤニや着色汚れが付着するため、それをこそぎ取ることを目的としています。

スケーリングと同様の効果があるピーリングスポンジやピーリングスティックなどのピーリングアイテムは、ネットなどでも購入することができます。ピーリングアイテムは繊維の性質や形状を活用して歯を痛めずにヤニや黄ばみ汚れを削り落とすことができ、自宅で簡単にできるケアとしておすすめです。

まとめ

顔のパーツのなかでも口元は注目される部分のひとつであり、どんなにキレイにメイクしていてもヤニや着色汚れで黄ばんだ歯が口元からこぼれれば周囲の人を幻滅させてしまうことがあります。歯の黄ばみの原因には喫煙によるタール、ステイン、ポリフェノール、などさまざまなものがあり、日々の生活のなかで摂取をやめられないものも多くあります。

日々蓄積される黄ばみ汚れは普段の歯磨きで除去することは難しいため、歯科医のクリーニングを活用して白い歯を取り戻すことが大切です。また、普段から黄ばみを取れやすくするアイテムを使ってケアすることを意識することも忘れないようにしましょう。