美白成分の役割と美白化粧品の選び方について

肌の白いは七難隠す。昔から、色白の女性は、何かしらの欠点があってもその欠点を補えるだけの魅力があり、美人に見えるとされてきました。

どなたでも年齢を重ねるごとにシミ・たるみ・くすみ等の肌トラブルが発生しますが、色白の女性はシミが目立っても、老けて見えることはありません。

今回は

  • 美白成分とは
  • 自分にあった美白化粧品の選び方:基本編・目的別編
  • 美白を促進する成分を含む食べ物

と、女性を白くしてくれる美白成分・美白化粧品について、調べてみたいと思います。

美白成分とは

女性にとって気になる美白は、どのような成分の事を指すのでしょうか。

厚生労働省によって定められている美白成分のうちでも、化粧品によく使われているものの種類と力についてご説明いたします。

①メラニン生成を抑制する成分

厚生労働省が認めている美白成分の中でももっとも有名な成分は、トラネキサム酸です。トラネキサム酸は、美容外科でシミ・肝斑の治療に用いられる美白成分と言われています。

そのほかの美白成分としては、ビタミンC誘導体はじめ、コウジ酸、エラグ酸、アルブチン、プラセンタエキス等があります。

②メラニン排泄を促進する成分

シミの原因となるメラノサイトの排出を促進する美白成分がビタミンC誘導体、リノール酸、プラセンタエキス等です。

これらの美容成分は、肌のターンオーバーを促進することでシミを予防してくれる効果が期待できます。本来、メラニンは肌のターンオーバーに合わせ、垢と一緒に剥がれ落ちていきますが、ターンオーバーが乱れると、表皮細胞にとどまり、色素沈着になってしまう恐れがあります。

シミが腰を落ち着ける前に退治したい方は、これらの美容成分が配合されているスキンケア化粧品を選びましょう。

③メラニンを還元する成分


還元と聞いても、ピンとこない。どういうことなのかご存知の方も少ないのではないでしょうか。還元とは、分かりやすく言えば、元に戻すことです。

わたし達の身体にある細胞は活性酸素の影響を受け、徐々に酸化しますが、この酸化をブロックするのが還元と言われています。

一般的な表現で身体が錆びると言いますが、これが酸化とされています。この酸化を防ぐ美容成分は、ビタミンC誘導体、コウジ酸等があると言われています。

自分にあった美白化粧品の選び方:基本編

美白化粧品はたくさんの製品が出ているため、どれを選んでよいのか迷うことも多いかと思います。

美白化粧品の選ぶ際に知っておきたい基本的な知識を2項目にわたって詳しくご紹介いたします。

①シミ・ソバカスを消すのか予防するのか

シミはつくらないことが基本と言われています。

つくりたくない方は予防する美白化粧品を、もうできてしまったシミを少しでも早く消したい方は、消す美白化粧品を選びましょう。

②厚生労働省に認可されている成分が入っているか

美白化粧品を選ぶ時、もっとも気にするのが美容成分だと思います。昨今、様々な美白化粧品が売られていますが、美白成分には、厚生労働省が認可した成分と認可していない成分があることをご存知でしょうか。

厚生労働省の認可を受けるには数多くの検査を受けなければならず、その厳しい検査にクリアした成分のみが認可されています。効能を求める方は、厚生労働省が認可した美白成分が配合されているものを選ぶといいでしょう

③自分の肌質(敏感・乾燥肌など)に合ったものかどうか

美白化粧品を選ぶ上で、肌質を知ることは基本中の基本です。自分の肌質が分からない方は、デパート等の化粧品コーナーに行き、肌診断を受けてみてはいかがでしょうか

但し、肌質は年齢、環境、生活習慣等に変化しますので、20歳の時の肌質が30歳の今と同じかいえば、同じではありません。きちんと肌質を知っておきたい方は、定期的な診断を行うことをおすすめします

④使い続けられる製品かどうか


スキンケア化粧品を購入する時は、肌質、目的に合うことはもちろん、コストにも注目しなければなりません。ちなみに、20~30代の女性のスキンケア化粧品に使用する平均額は、毎月3000~5000円がもっとも多く、5000円以上は2割に満たない結果となっています。

長く使い続けるには、その商品を購入することが苦にならないことがベスト。コスパを考えた上で、商品を選ぶことをおすすめします。

自分にあった美白化粧品の選び方:目的別編

美白化粧品を選ぶ時のポイントのひとつが、どんな肌になりたいかという「目的」です。

シミ対策、体の内側から肌を白くする、日ごろの美白ケア、紫外線対策と、それぞれの目的ごとにおすすめの美白成分をご紹介いたします。

①できているシミ対策に選ぶ美白成分「ハイドロキノン」

肌の漂白剤と呼ばれているハイドロキノン。できてしまったシミを薄くしてくれる力があるとされ、頑固なシミに悩む方におすすめの美白成分です。

ちなみに、美容外科でもハイドロキノン配合のクリームが処方されていますが、肝斑はじめ、老人性色素斑、ニキビ痕の色素沈着等に用いられます。

②日頃からの美白ケアに選ぶ成分「 ビタミンC」


美白成分の中でももっとも知名度の高いビタミンC。シミの原因となるメラニンの生成を遅らせる力をもちます

ビタミンCを配合したスキンケア化粧品はほかの美白成分に比べ安価なため、毎日の美白ケアにおすすめとされている美白成分です。

③紫外線が強かった日に選ぶ成分「トラネキサム酸」

トラネキサム酸はハイドロキノン同様、美容外科で肝斑等のシミ治療のために用いられる美白成分です。

シミができる前、または、紫外線によるシミを徹底して予防したい方におすすめの美白成分になります。

美白を促進する成分を含む食べ物

憧れの美白肌になるためには、化粧品でのケアだけでなく、日々の食事内容に気を配ることも必要不可欠とされています。

美白につながる成分の種類と力について、また、美白成分が多く含まれる食品にはどのようなものがあるかを知っておきましょう。

ビタミンCを含む緑黄色野菜

食事
美白成分配合のスキンケア化粧品を使いつつ、ビタミンCを含む緑黄色野菜を摂取することで、シミを外と内からのダブルで予防しましょう。

ビタミンCを含む緑黄色野菜は、ピーマンやパセリ、ケール、ゴーヤ、モロヘイヤ、ブロッコリー、カボチャ等があります。

シミ予防にぴったりのビタミンEを含むナッツ類

今、食用ナッツとして売られているものは、アーモンド・クルミ・カシューナッツ・ピーカンナッツ・ヘーゼルナッツ・ピスタチオ・マカダミアナッツの7種類です。

アーモンドに含まれるビタミンEは、カボチャの約5倍と言われています。若返りビタミンと呼ばれるビタミンEでアンチエイジングをめざしましょう。

サーモンやいくらなどに含まれるアスタキサンチン

ビタミンEの1000倍もの抗酸化力をもつのが、アスタキサンチンです。アスタキサンチンとは、エビやカニ、いくら、サーモン等が体内に蓄積している赤い色素であり、カロテノイドの一種です。

トマトなどに含まれるリコピン


強い抗酸化作用をもつリコピンは、シミの原因となるメラニン生成を促進する活性酸素を抑える働きをもちます。ビタミンEと一緒に摂取することで、美白の力は倍増。

トマトを食べる時は、ビタミンEを含む食品を一緒に食べることをおすすめします。

大豆やはちみつに含まれるL-システイン

システインはアミノ酸の一種になり、美白には大きな力が期待できますが、L-システイン単独では力は半減。高い力を得るためには、ビタミンCが必要です。

システインが含まれている食品ははちみつ、大豆です。美肌になりたい方は積極的に摂取するようにしましょう。

まとめ

女性の大敵ともいえるシミは、老けて見えるだけでなく、肌を黒く見せるデメリットがあります。シミを予防するには、美白成分が配合されたスキンケア化粧品を的確に選ぶことが大切です。

肌質・目的に合わせた美白成分を選び、集中ケアでシミのない美肌をめざしましょう。