日焼け対策の完全ガイド!日焼け止めから日頃の対策まで

日焼けは紫外線によって引き起こされるやけどです。紫外線はお肌にダメージを与え、シミやソバカス、シワやタルミの原因となります。では、紫外線から身を守り日焼けの発生を防ぐにはどうすればいいのでしょうか。日焼け止めが代表的ですが、他にもたくさんの方法をがあります。
  • 日焼け止めの適切な使い方
  • シチュエーション別 日焼け止めの使い方
  • 日焼け止め以外の対策

を紹介します。

日焼け止めの適切な使い方

お肌に日焼け止めを塗ることは、日焼け防止の手段として一般的ですが、その効果を最大限に得るためには日焼け止めの正しい使用方法を知る必要があります。いくつか重要なポイントを説明します。

出かける20~30分前に塗る

お出かけの際、日焼け止めは準備の最後の最後、出発直前に慌てて塗るといったようなことになっていないでしょうか。

日焼け止めは塗ってすぐに効果が出るわけではありません。お肌になじむまでに少し時間がかかるのです。遅くとも外出する20~30分前には日焼け止めを塗るようにしましょう。外に出る前には日焼け止めが十分お肌になじんだことを確認しましょう。

また、日焼け止め効果を持続させるために2~3時間ごとに上塗りすることも忘れないようにしましょう。

ムラなく均等に塗る

お顔のパーツの中でも、おでこや左右頬、鼻やあごは日焼けしやすい箇所です。塗り残しやムラができないように均等に日焼け止めを丁寧に伸ばし、しっかりと塗るようにしましょう。塗り忘れがないように注意することが大切です。あまりけちけちしないで、メーカーが指定した十分な量を使うようにしましょう。

重ね塗りもぜひ行いたい作業です。左右頬と鼻はお顔の中で張り出しており、最も紫外線を浴びやすい個所です。左右頬と鼻には重ね塗りを行い、紫外線カットを完璧に近づけましょう

細かな箇所の塗り忘れに注意

日焼け止めを塗らないといけないのはお顔だけではありません。全体的なお肌の美しさを維持するためにも、ボディの細部まで日焼け止めを塗るようにしましょう。

毎回全身に日焼け止めを塗るのは大変ですが、その努力により全体トータルでの美しさが生まれるのです。

ボディには日焼け止めの塗り忘れが起きやすい個所がいくつかあります。耳の裏側、首の後ろ側、デコルテ、うなじ、肩、手の甲、手首、足の甲、足首などです。紫外線に直接当たってしまう露出している箇所なので、ムラなく日焼け止めを塗ることが大切です。

肌トラブルが起こらない自分の肌質と相性が良い製品を使う

日焼け止めの成分には大きく分けて「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」の2種類があります。紫外線吸収剤はSPF50+などの表示のある強力な日焼け止めに使われていることが多いのですが、お肌への負担が大きいというデメリットがあります。

お肌が敏感な人が紫外線吸収剤入りの日焼け止めを使うことは避けた方が無難でしょう。ただし、中には紫外線吸収剤入りの方が紫外線散乱剤入りよりもお肌に合うといったケースもあります。いくつか試してみてお肌との相性がいい日焼け止めを選ぶと良いでしょう。

数時間置き・汗をかいたらこまめに塗り直す

日焼け

日焼け止めを塗っても、汗などにより時間が経つと効果が弱まってきます。2時間を目安として日焼け止めを塗りなおす習慣をつけましょう。

暑い日に外を歩いたりして汗をかいた時にも、こまめに日焼け止めを塗りなおすことが大切です。汗で日焼け止めが流れ落ちてしまっている可能性があるからです。ウォータープルーフなど、水分に強く流れ落ちにくいタイプを選ぶのも一つの方法です。

さらに、日差しが弱まってきたように感じる夕方の日差しにも油断してはいけません。昼間は紫外線は真上から降り注いできますが、夕方の紫外線はは斜めから顔を直撃してきます。おまけに夕方の紫外線はかなり量が多いので、夕方でもしっかり日焼け止めを塗り直すことが大切です。

1日の終わりにはクレンジングで洗い流す

日焼け止めはお肌にとっては刺激物であり、負担となります。紫外線カット効果が高いものほどお肌への刺激と負担は大きくなります

日焼け止めを使った日は、寝る前にクレンジングで洗い流すようにしましょう。お肌に日焼け止めを残したまま就寝すると、お肌の問題が発生する危険性があります。お肌が乾燥して荒れてしまったり、日焼け止めが毛穴に詰まることでニキビや黒ずみの原因になったりすることがあるのです。

ただし、日焼けをしている場合はお肌が弱っているので、強くこすったりして刺激を加えてはいけません。クレンジングの際には優しく行いましょう。

また、日焼け止めのタイプによっては、クレンジングなしで洗顔料や石鹸で洗い落とすことのできるものもあります。 

シチュエーション別・日焼け止めの使い分け

PAは紫外線A波(UVA)、SPFは紫外線B波(UVB)を防ぐ効果を表しています。様々なレベルのものがありますが、使用状況に応じて適切なレベルの日焼け止めを選ぶようにしましょう。必要以上に強すぎる日焼け止めは、お肌に負担となります。

散歩・買い物・洗濯など短時間の外出:PA+・SPF10前後

散歩や買い物、洗濯などのちょっとした短時間の外出の場合の日焼け止めはPA+・SPF10前後で十分です。日焼け止めが強すぎるとお肌への刺激が強すぎて痒みやピリピリ感を引き起こすこともあるからです。

日焼けに関しては短時間の外出だからといっても油断は禁物です。持ち運びに便利でこまめに塗ることができるジェルタイプがいいでしょう。

ただ、ジェルタイプには使用感を高めるための成分が含まれていることが多く、お肌にとっての刺激が強いので日頃からお肌が敏感な人は注意しましょう。

草取り作業・スポーツ観戦:PA++・SPF20前後

草取り作業やスポーツ観戦など比較的長時間に渡って屋外にいる場合はPA++・SPF20前後の日焼け止めを選びましょう。

屋外では汗をかくことが多いので、お肌に密着することでよくなじみ、汗をかいたりした時も落ちにくいミルク・乳液タイプがおすすめです。つばの広い帽子やサングラスを併用するのもおすすめです。

汗や水で落ちにくいとはいえ、やはり定期的な塗り直しは重要です。2時間を目安として塗りなおすことを忘れないように注意しましょう。

山登り・海水浴:PA+++・SPF30以上

強い日差しにさらされ続け、強い紫外線がお肌に直接当たる可能性のある山登りや海水浴。気を付けないとお肌が真っ赤になってしまうかもしれません。

そんな時は、PA+++・SPF30以上の強い日焼け止めを選択し、しっかりと紫外線対策を行いましょう。汗や水で日焼け止めが流れ落ちてしまうこともあるので、こまめに塗りなおすことが大切です。

特に多く汗をかくことが予想されるので、水分に強いウォータープルーフタイプの日焼け止めがいいでしょう。

また、つばの広い帽子と紫外線カット機能付サングラスは山登りや海水浴の時は必携です。忘れないように注意しましょう。

プール:PA++++・SPF50

プールに長時間滞在するなど強い紫外線にお肌がさらされる危険性のある場合の日焼け止めはPA++++・SPF50の最も強いクラスの日焼け止めを使うようにしましょう。

紫外線によるお肌へのダメージを最小限に抑えるため、汗や水で日焼け止めが落ちるようなことがあればすぐに塗りなおしましょう。

紫外線危険度レベルも最悪のシチュエーションなので、日焼け止めの重ね塗りもぜひ行いたいところです。

日焼け止め以外の対策

日焼け止めを塗ること以外にも、さまざまな日焼け防止のための方法があります。状況によっては日焼け止めを塗ることができない場合もあると思いますが、他の方法で十分日焼けを防ぐことも可能なのです。代表的なものを見てみましょう。

美白成分配合の化粧品を使用する

美白成分配合の化粧品の中には、紫外線を防止する日焼け止め成分と美白成分が両方配合されたものがあります。こういった化粧品には、メラニンの働きを抑制しメラニンが生み出されないようにする効果が期待できます。

肌の露出を少なくする

危険な紫外線から大切なお肌を保護するために、お肌の露出はできるだけ少なくしましょう。外出をする際には襟のついた長袖のシャツにジャケットをはおり、長ズボンを履きます。さらに帽子とサングラスを装用、手袋をすればパーフェクトです。

ただし、紫外線は服を通過して日焼けを起こすことがあるので、これだけでは完璧とは言えません。

つばの広い帽子をかぶる

野球帽では紫外線から十分に顔を守ることはできません。帽子をかぶるなら、つばの広い帽子を選ぶようにしましょう。

ちなみに、つばの長さが7㎝以上の帽子だと紫外線の60%を、前後に10㎝以上の長さのつばがある帽子だと紫外線の90%がカットできるといわれています。

つばが広い形状で、さらに紫外線カット加工が施されている帽子なら安心ですね。

UVカットのサングラスをかける

目が保護されておらず紫外線にさらされた状況だと、いくら帽子をかぶったり日焼け止めを塗ったとしても日焼けが起きる可能性があります。

目に紫外線が侵入すると目の角膜(黒目)に炎症が発生します。脳がこれを察知すると日焼けの原因となるメラニンを作り出すのです。

そのため、外出の際には、必ずUVカット機能付サングラスを装用するようにしましょう。濃い色のサングラスをかけると光を少しでも取り込もうとして瞳孔が開きます。もしUVカット機能が付いていないサングラスだと紫外線も瞳孔内に取り込まれてしまい、全くの逆効果となってしまうのです。

日傘をさす

日傘は、できるだけ紫外線カット率が高いものを選ぶのがコツです。

紫外線カット日傘の原材料はポリエステルです。ポリエステルには元々紫外線B波(UVB)を約90%もカットする性能が備わっていますポリエステルにチタン、セラミック、カーボンなどを練り込むことで紫外線カットの効果をさらに高めた素材が紫外線カット素材と呼ばれています

日傘がお肌に近付くほどに紫外線が多くカットされるようになるので、日傘の柄をできるだけ短く持ち、顔に近付けるようにしましょう。日傘と顔の距離が60㎝の場合、約70%の紫外線が、30㎝の場合だと約90%の紫外線がカットされるといわれています。

UVカットカーテンは室内での日焼け対策に有用

窓ガラスから部屋に差し込む光にも紫外線が含まれているので、室内にいる時でも油断は大敵です。窓際にいるだけで日焼けしてしまうことがあるのです。窓にはUVカット機能付カーテンをかけましょう。

このカーテンの生地は紫外線を吸収したり反射したりする機能を持っています。UVカットカーテンの紫外線カット率には60~90%といろいろあるので、よく見てカット率の高いものを選ぶようにしましょう。

まとめ

日焼け止めの正しい使用方法、シーンに合わせた日焼け止めの選び方、そして日焼け止め以外の日焼け対策を紹介してきました。紫外線から身を守ることで日焼けを防ぎシミやソバカス、シワなどの発生を抑え、美しいお肌を維持しましょう。ぜひこの記事を参考にして紫外線対策を考え、日焼けを防いでください。