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日焼けは夏だけじゃないって本当?
「もう秋だから、日焼け対策はそこまでしっかりしなくてもいいよね〜」
なんて油断していたら気付かないうちにうっすら焼けていた…なんて経験はありませんか?
夏は確かに日焼けをしやすいシーズンですが、だからと言って夏以外の季節は日焼けしないというわけではありません。強弱はあるものの紫外線は常に降り注ぎ私たちの肌に影響を与えています。
さらに、よく旅行を楽しむ方なら常に紫外線対策は怠らないよう気を付けたいところ。人気の高いハワイやグアム、東南アジアなどは日本に比べ紫外線が強いため特に日焼けに気を付けたい旅行先の1つです。
うっかり日焼けしてしまった…旅行先で日焼け止めを塗っていたのに焼けてしまった…日焼けのトラブルはなるべく早くに解消したいですよね。
そもそもなぜ日焼けするの?
日焼けには、皮膚に紫外線を浴びることにより赤く炎症を起こしてしまうサンバーンとメラニン色素が皮膚表面に沈着するサンタンの2種類があります。
サンバーンは日焼けの直後に現れる急性症状で、サンタンは日焼けの後タイムラグを経て現れる症状です。
現代女性は美白意識が強く、日焼けを悪いものだと思っている方も少なくありません。しかし、本来日焼けとは肌に悪影響を及ぼす可能性のある紫外線から皮膚や体を守るための正常な反応です。とはいえ無防備に紫外線に当たり続けると肌の老化が早まったり、重篤な日焼けを引き起こしたり皮膚ガンの原因になりうることも。
日焼けへの対策は、普段からの予防が1番の対策になります。
それでもうっかり日焼けしてしまうシーンはたくさん
日頃から紫外線対策をしっかり行う女性は増えています。紫外線による健康への影響に加え、美肌への意識の高さの表れとなっているのです。
しかし、日焼け止めにサングラス、日傘などあらゆる紫外線対策グッズを駆使していても、うっかり日焼けが起こってしまうことは多々あります。
うっかり日焼けは早期対策が大切!
日焼けは、肌が火傷を起こして炎症している状態です。軽く見ているとのちにシミ・そばかすや深いシワとなって肌の老化を早めてしまいます。また、肌がひりつくような日焼けの場合は普段のスキンケアがしみてしまう可能性も。
うっかり日焼けを起こしやすい部位は、首の後ろやデコルテ、手、足の甲、鼻などが挙げられます。
日頃の予防に加え、日焼け後には正しいアフターケアを行うことで肌の健やかさを保つことができます。未来の自分の肌へダイレクトに影響しますので、うっかり日焼けしてしまった時は甘く見ないで早期の対策を取るようにしましょう。早め早めの対策をとることで、肌はいつまでも若々しさを保つことができるのです。
どんな時にうっかり日焼けしやすい?4つのパターン
夏場は日焼けの感覚がわかりやすいため、予防を意識しやすいですね。しかし、涼しくなってきた秋をはじめ夏以外のシーズンではどんな時に日焼けしやすいのでしょうか?
よくある4つのパターンをご紹介します。
うっかり日焼けのパターン①日焼け止めの塗り忘れ
うっかり日焼けに1番多い主なパターンが日焼け止めの塗り忘れです。夏の間はこまめに塗り直していた日焼け止めも、涼しくなるにつれその回数は減少傾向に。朝だけ塗ってそのあとは塗り直すのを忘れてしまう…という女性は少なくありません。
日焼け止めに期待できる効果には限りがあります。汗で流れ落ちることも多いので、日焼けを防ぐためにはこまめな塗り直しが必要なのです。
うっかり日焼けのパターン②目から日焼けすることもある
日焼け止めも完璧、日傘やグローブも欠かさない、という方でもうっかり日焼けを引き起こすことがあります。それは目からの日焼け。まさか目から日焼けするなんて…と思ってしまう方も多いかもしれませんが、目に紫外線が当たるとそこから脳に紫外線に対する体のSOSが伝わり「体を守らなきゃ!」という指令のもとメラニンが働きはじめてしまうのです。
夏場のサングラスはおしゃれ以上に大切な役割を持っているというわけです。
うっかり日焼けのパターン③日常焼け
ちょっとの時間の外出だから…今日は家にいるだけだから…と油断していると日常焼けを引き起こすことも。紫外線の影響は室内でも短時間の外出でも起こりえます。
ほんの少しずつの日焼けが積み重なることで、気付いた頃には「あれ?なんか黒くなった?」という事態に。
うっかり日焼けのパターン④窓際焼け
日常焼けにも近いですが、室内で過ごす際、陽のあたる窓際は日焼けの危険性があります。車の運転をする人にもよく見られるうっかり日焼けでもあります。
職場のデスクなどでなかなか移動ができない場合、うっかり日焼けで片側だけ黒くなってしまうことも考えられます。エアコンの効いた涼しい室内だとつい油断しがちですが、ブラインドやカーテンを利用したりカーディガンの着用などで予防することが必要です。
次からは、うっかり日焼けをしてしまった際に行いたいアフターケアの方法をご紹介していきます。
日焼けの治し方step1. まずは肌のクーリングを
日焼けにより肌が炎症を起こし火照っている場合は、まず第一に肌をクーリングすることが必要です。これはうっかり日焼けのみならず、日焼け全般に通じる治し方の1つです。
水圧を弱めにしたシャワーや濡れたタオルやハンカチを当てる、保冷剤を包んだタオルを当てるといった肌への刺激がなるべく少ない方法をとるのがおすすめです。
しかし、冷やし過ぎには注意が必要です。肌を冷やしすぎてしまうと血行が悪くなり肌の再生を妨げてしまうからです。火照りを取ろうと冷たい水をかけたくなるかもしれませんが、ぐっと抑えましょう。
いきなりの美白スキンケアも控えて
早く美白対策をしなければ…と焦る気持ちもわかります。しかし、日焼けで火照った肌は炎症が続いている状態です。
クーリングを行わずいきなり美白化粧水などのスキンケアをすると、肌にしみてしまうことも。美白スキンケアを効果的に行うためにも、クーリングは大切なステップなのだと心得ましょう。
応急処置にはミスト状化粧水もおすすめ
外出したら思いの外日差しが強かった…
ランチに出るだけだと油断して日焼け止めを忘れた…
日中だとシャワーを浴びたり、濡れタオルを顔に当てるわけにはいきませんね。
そんな時に応急処置としておすすめなのがミスト状化粧水です。バッグやデスクに入るコンパクトなサイズも多いため、うっかり日焼けに気付いたらすぐにシュッと顔に一吹きすれば簡単にクーリングが叶います。さらに細かいミストはリフレッシュにも最適。うっかり日焼けの応急処置に使わなくても、肌の保湿や化粧直しにも役立ちます。
おすすめミスト状化粧水【アベンヌ ウォーター】
ドラッグストアやバラエティショップでも手に入りやすいアベンヌウォーターは、南フランスのセベンヌ山脈麓にあるアベンヌ村から採取されたもの。余計な成分の入っていないミネラルたっぷりな100%温泉水なので、日焼け後の火照った肌にも安心して使用することができます。
容量もたっぷりでコスパもGOOD。敏感な肌の方へのスキンケアにもおすすめです。
おすすめミスト状化粧水【ラロッシュ ポゼ ターマルウォーター】
きめ細やかでふわりと優しい感触のミスト状化粧水です。フランス中西部にあるラ ロッシュ ポゼ村から湧き出るターマルウォーターは、希少なミネラルを含み柔らかで健やかな肌へと導きます。
肌あたりが優しいので、日焼け後の炎症で火照った敏感な肌にも優しく潤いとどけクールダウンさせてくれます。
日焼けの治し方step2. クールダウンした肌に潤い補給
step1で火照った肌をしっかりクーリングしたら、いよいよ本格的に美白スキンケをスタートさせましょう。しっかりクーリングすることでスキンケアによる刺激を減らし、かつ美白成分を肌に行き渡らせることができますよ。
美白や高い保湿効果が期待できるスキンケアのチョイスが必須
日焼け後の肌は乾燥しやすいため、美白対策と同時にしっかりと保湿ケアを行うことが大切です。しかし、クーリングしたものの日焼け直後の肌はまだまだデリケート。肌あたりが優しく、かつひんやり感のあるスキンケアアイテムを選ぶのがGOOD。
美白や保湿の効果が期待できるビタミンCやプラセンタ、肌の炎症を鎮静させてくれる効果が期待できるアロエが配合されたものはうっかり日焼けのアフターケアにぴったりです。
ひんやり乗せてじっくり、なパックやジェルタイプがおすすめ
日焼け後のデリケートな肌には、コットンで叩くようなスキンケアは刺激が強くNGです。とろみのあるシートマスクでパックしたり、みずみずしいジェルでのスキンケアならクーリングも兼ねた保湿ケアが叶います。
さらにひんやり感が欲しい時は、冷蔵庫で冷やしてから使用することでよりひんやりと心地いいスキンケアを行うことができます。
おすすめスキンケア【ベラリス】
濃縮還元のアロエエキスを99%も配合した、日焼けで火照る肌にぴったりのみずみずしく広がるジェル状スキンケアです。
コスパも抜群で、たっぷり入って1000円以下なのは魅力的。ボディにも惜しみなくさっぱりと使えるのは嬉しいですね。ドラッグストアやバラティショップなどで簡単に手に入るので、うっかり日焼けの応急処置におすすめのアイテムです。
おすすめスキンケア【ナチュリエ ハトムギ保湿ジェル】
天然ハトムギエキスを配合した保湿ジェルは、さっぱりとした使い心地なのに肌の仕上がりはもっちりとした潤い感が特徴。
肌の潤いを重要視したい女性にとっては、肌への浸透が早く潤いの高い効果も期待できるこのハトムギ保湿ジェルはオススメのアイテムと言えます。低刺激のため、敏感肌の人でも安心して使うことができます。
おすすめスキンケア【トランシーノ 薬用ホワイトニングフェイシャルマスク】
メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ効果が期待できるトラネキサム酸が配合された美白ケアにぴったりのフェイシャルマスクです。うっかり日焼けの後はなるべく早い対策が大切。日焼けをしたと感じたその日のうちに肌を冷やし、フェイシャルマスクでスキンケアをすることで潤いと透明感が保たれた肌を取り戻すことができるでしょう。
おすすめスキンケア【HAKU メラノシールド マスク】
日焼け後のケアは、日焼けしてから紫外線の影響が出やすい3日間までの間が一番大事だといいます。それなら、うっかり日焼けをしてしまったら3日間だけいつもよりも贅沢なスキンケアを取り入れてみましょう。
HAKU メラノシールド マスクは、名前の通り美白成分に優れたフェイスマスクです。上下に別れたマスクは肌に吸い付くように密着し、剥がした後の肌を見違えるような質感へと導きます。
未来の美肌のためを思えば、3日間のスペシャルケアに対する出費は安いものだと思いませんか?
日焼けの治し方step3. 体の内側からも潤いを補給
日焼けした肌は、紫外線のダメージによって潤いが失われやすい乾燥した状態になっています。そのためスキンケアによる外側からの潤い補給が大切なのですが、それと同じくらいに大切なのが内側からの潤いの補給です。また、潤い以外にも美白や美肌に効果が期待できる成分を積極的に摂取することで日焼けのダメージからの回復がスムーズに行われます。
大切なのは水分とビタミン群、そしてリコピン
体の中を潤いで満たすためには食事や飲み物による摂取が簡単です。いつもよりも多めに水分を摂取するよう心がけましょう。
他にも、ビタミンCをはじめビタミンA、ビタミンEも取り入れたいところです。
ビタミンC : 美肌に欠かせない栄養素の1つ。抗酸化作用、メラニン生成の抑制といった美白に効果が期待できます。アセロラ、柑橘類、ブロッコリーなどに多く含まれています。一気にたくさん摂るよりも、こまめに分けて摂取するのがおすすめです
ビタミンA : 肌の新陳代謝を促し抗酸化作用が期待できる成分です。ターンオーバーを正常なサイクルに導き、新しい肌へ導きます。レバーや人参、春菊といった食品を接触的に取るのがおすすめです。
ビタミンE : 血行を良くする働きがあり、新陳代謝をスムーズに促してくれる栄養素です。カボチャやアボカド、アーモンドといった女性が好む食品に多く含まれているのは嬉しいポイント。
ビタミン群の他にも、リコピンを積極的に取り入れることがおすすめです。なぜなら、リコピンには日光への耐性を高める成分が含まれているから。トマトやパプリカ、スイカに多く含まれておりスーパーなどでも手に入りやすい食材です。自炊に取り入れたり、外食する際にも上記に挙げたような食材が豊富に含まれているメニューを選ぶといいでしょう。
食事で補いきれないと感じたらサプリを活用しよう
日々の食事から必要な栄養素を摂取するのは、簡単なようでとても難しいことです。成分や栄養素を吟味して自炊することは理想ではありますが、多忙な現代女性にとってはハードルが高いと感じられることが少なくありません。
つい忙しさや面倒くささに負けてインスタント食品や出来合いのお弁当、ファストフードで食事をすませてしまう…
あるいは
仕事の付き合いで外食が多い…
なんていう方は、サプリメントを上手に活用することも必要です。
おすすめサプリ【トライアングル サンタンブロック】
普段は飲む日焼け止めとして活躍するトライアングル サンタンブロック。安心と信頼の日本製で、天然由来成分のみで作られています。カプセルの大きさが小さめなので、飲みやすいのもおすすめポイントの1つです。
毎日の習慣として取り入れることで、日焼けに負けない輝くような肌を手に入れることができるはずです。
おすすめサプリ【フィス ホワイトサプリ】
肌の明るさに着目した新成分ブライトニングパインは、美白効果で名高いビタミンCやシスチンの3倍以上の効果が期待できるとのこと。サプリメントは継続することが何より大切です。フィス ホワイトサプリは長く続けやすい価格が非常に嬉しいポイントといえます。
日焼け止めを塗るのをついうっかり忘れてしまう…という方は飲む日焼け止めを習慣にするのがおすすめです。
日焼けの治し方step4. たっぷりの睡眠で肌の再生を促す
うっかり日焼けのアフターケア、最後の仕上げはたっぷりの睡眠です。
夜寝ている間に肌の修復を促す成長ホルモンが分泌されるのですが、分泌されたホルモンがしっかり肌全体に行き渡るためには約6時間必要だといわれています。しかし、睡眠時間を確保するだけではうっかり日焼けをフォローするのに物足りないといえるでしょう。
必要なのは、十分な睡眠時間の確保だけでなく心身ともにリラックスできる質の良さ。上質な睡眠は自律神経を整え、ストレスを緩和させやすくしてくれたり疲労回復やダイエットなどさまざまな面でいいことがたくさん。その中の1つが美肌への影響なのです。
肌の修復を早めたり正常なターンオーバーのサイクルを促したり、日焼けした肌からの回復をスムーズにしてくれます。
睡眠時間が確保できないときはリラックスできる工夫を
たっぷりとした睡眠時間を確保するのがいいことだとはわかっていても、仕事やプライベートで睡眠不足が余儀なくされてしまうこともあります。そんな時は、短時間の睡眠でもぐっすりと眠れるような工夫をすることが必要です。
簡単に取り入れられるのはアロマです。ラベンダーやカモミール、ゼラニウムといった香りは交感神経を沈め安眠を促す効果が期待できます。アロマオイルは高価なものが多いため手が出しづらい方も少なくないですが、最近注目されているピローミストなら低価格で手に入りやすく使い方も簡単なのでアロマ初心者にもおすすめです。
おすすめピローミスト【ニールズヤード グッドナイト ピローミスト】
眠りにつく前に寝室や枕にシュッとミストを振りまくだけで、睡眠準備を整え安眠へと促してくれるアイテムです。ルームスプレーとしても役立つので、お部屋のリフレッシュにもGOOD。
ラベンダー、カモミール、マンダリン、ゼラニウムなど安眠とスッキリした目覚めのためのアロマのブレンドとなっています。
おすすめピローミスト【ジェラートピケ ピローミスト】
ルームウェアが人気のジェラートピケ、通称ジェラピケでも安眠のために役立つピローミストが手に入ります。気になる香りはライラック、フローラルブーケ、ダマスクローズの3種類があり自分の好みで選ぶことができます。
部屋に飾っておいてもかわいいボトルデザインも嬉しいポイントです。
寝る前にホッと一杯のお茶もおすすめ
寝る前に体を温め、心をリラックスさせることもぐっすり眠るために大切です。夜眠る前にはアルコールやカフェインの入った飲み物は控えるようにしましょう。
夜寝る前に何か飲むなら温かなハーブティー。ハーブティーには香りによるリラックス効果や気分を落ち着ける鎮静作用が期待できるものがたくさんあります。体も温まり、スムーズに夢の中へ行けるはずです。
おすすめハーブティー【CLIPPER(クリッパー) カーマカメレオン】
カモミールやハニーブッシュ、そしてシナモンの香りが心を落ち着かせてくれるオーガニックハーブティーです。味の変化を楽しむうちに心も体もリラックスし安眠へと促してくれます。
ティーバッグタイプなので、簡単にハーブティーを楽しめるのも嬉しいですね。
おすすめハーブティー【YOGI TEA(ヨギ ティー) Bed Time】
安眠に高い効果が期待できるカモミールやバレリアンをはじめ多くのハーブが絶妙なバランスでブレンドされているハーブティーです。
移り変わる味と香りがストレスを緩和してぐっすり眠るための心と体の準備を整えてくれる、リピーターも多い人気のハーブティーです。
さいごに
気を付けているつもりでも、ついうっかり日焼けしてしまうことは誰にでもあります。
今回ご紹介したうっかり日焼けのアフターケアのための方法は、普段のスキンケアにも通じるものがたくさんあります。未来の自分の美肌のために、ぜひ取り入れてみてくださいね。