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今どき!ストレートアイロンの使い方
ストレートアイロンは、ただ髪をまっすぐに伸ばすだけの道具だと思っていませんか?
実はストレートアイロンを使いこなすことによって、様々なスタイルに挑戦できるのです。知らないともったいない、今どきのストレートアイロンの使い方について紹介します。
本来は癖毛を伸ばしてストレートヘアを作るアイテム
ストレートアイロンの本来の使い方は、ご存知の通り癖毛を伸ばしてストレートヘアを作ることです。
左右一対のプレートに髪を挟んで熱を与え、うねりがちな癖毛を簡単にまっすぐにできるため、サラサラのストレートヘアを目指す方には欠かせないアイテムです。
ドライヤーでブローするよりも傷みにくいというメリットもあります。
ストレートアイロン1つで巻き髪アレンジができる
実は、ストレートアイロンを使えば巻き髪アレンジもできてしまうのです。使い方によっては、カールアイロンよりも簡単に巻き髪を作ることができます。
今まで癖毛がコンプレックスだったという方にも、癖毛を生かしたアレンジができるようになるので、新しい自分の魅力を発見できるかもしれません。
今っぽいゆるふわカールも作れちゃう
今どきの巻き髪は、いかにも頑張って作り込んだ感じのするきっちりカールよりも、抜け感のあるゆるふわカールが支持されています。
ストレートアイロンを使えば、今っぽいゆるふわカールを手軽に作ることができます。カールアイロンに比べて巻きすぎる失敗がないので、むしろ使いやすいと思う方もいるかも知れません。
ストレートアイロンでの巻き方は挟んでくるりと回転させる
ストレートアイロンを使った髪の巻き方は、髪の毛をプレートに挟んでくるりと回転させるという方法です。
プレートの内側にしか熱が伝わらないため、カールアイロンとは違ったコツが必要です。しかし、そのコツさえつかめば使い方自体は難しくありません。
ストレートアイロンを使った髪の巻き方
ストレートアイロンを使った髪の巻き方は、カールアイロンとは違ったコツが必要です。
使いこなせれば、内巻きやツイストなど、様々なアレンジが可能になります。初心者の方にもわかりやすい動画を見ながら、ストレートアイロンを使った巻き髪の方法を紹介しましょう。
初心者でも簡単に巻ける【ワンカール】
ワンカールを作るには、まずカールしたい箇所の毛束を、熱したアイロンプレートに挟み込みます。次にアイロンを半回転させて、そのまま毛先の方向へ滑らせます。
きれいなカールを作るポイントは、少ない量の毛束に分けて少しずつ巻いていくことです。最後は全体のカールをほぐして、より自然な感じに仕上げましょう。
ストレートアイロンを一回転させるだけの【ゆるふわヘア】
ゆるふわカールを作るには、まずは毛束を少量取って巻き始めの位置を決め、アイロンに挟み込んで一回転させます。
そして、アイロンをゆっくり回しながら毛先に向かって滑らせます。これを繰り返して全体を巻き、最後に髪の毛を軽く下に引っ張ってほぐせば完成です。
ブロッキングして髪の毛の下をきつく巻く【内巻き】
内巻きを作るには、まず襟足から全体の1/4~1/6の髪を残して上下にブロッキングし、襟足部分から巻いていきましょう。横に2等分し、根元からアイロンを当てて中間から角度をつけて内巻きカールを作ります。
次に、同量の毛束を取りながら上の部分を巻いていき、全体を仕上げます。襟足部分はきつめに巻き、上の部分になるにつれてふんわり巻くのが立体感を出すポイントです。
ストレートアイロンを右巻左巻1回転ずつ細く巻く【ツイスト】
ショートヘアにも似合うツイストパーマ風のスタイルも、ストレートアイロンで作ることができます。
まずは細く毛束を取ってプレートに挟み込み、左右交互に1回転させながら毛先に向かってアイロンを滑らせます。ポイントは、ツイスト風のニュアンスを出すためにごく細い毛束に分けて全体を巻いていくことです。
顔の印象が変わる前髪の作り方
前髪のスタイリングは、忙しい朝だとつい適当になってしまい、1日中後悔する人もいるのではないでしょうか。
ストレートアイロンを使えば、前髪のスタイリングやアレンジがもっと時短できます。2つのアレンジ例を挙げて紹介しましょう。
ふんわり盛り上げる
ふんわり盛り上がった前髪にするには、まず前髪全体を、次に中央から下の部分をストレートアイロンで巻きます。
そのあと、カールアイロンでもう一度前髪の中央をふんわり巻きましょう。最後に、両サイドの遅れ毛をカールアイロンで巻いて完成です。
それぞれの工程で、アイロンを当てた部分の熱が冷めないうちに手ぐしで形を整えるとより効果的でしょう。
前髪を斜めに流す
斜め前髪を作るには、ミニアイロンがあると便利です。まずは前髪を流す方向と分ける位置を決め、左右に分けましょう。
そして流す方向と反対サイドの毛束から、アイロンで内巻きにします。次に流したい方の前髪にアイロンを当て、斜め方向へ内向きに滑らせます。仕上げに、手ぐしで自然な感じに整えれば完成です。
髪の長さ別:ストレートアイロンで作れちゃう女子力アップスタイル
ストレートアイロンは、髪の長い人だけが使うものではなく、幅広いレングスのアレンジにも活用できることをご存知でしょうか。
ショートヘアやボブの人にも是非試していただきたい、女子力アップスタイルを髪の長さ別に紹介します。
ショートヘア
ショートヘアは、頭の形がきれいに見えるようにトップと毛先をふんわりさせると、オシャレ度がアップします。
特に直毛の人はペタンとして野暮ったく見えてしまいがちなので、ストレートアイロンを全体に当てて、毛先に動きやニュアンスが出るようにアレンジしましょう。
ショートボブ
ショートボブの人は、重く見えないように束感を演出することと、軽快に見えるように毛先を遊ばせるのが女子力を上げるポイントです。
そのためには細かい毛束に分けて束感を出し、ストレートアイロンで外ハネ部分と内巻き部分が混在するように巻いていくと良いでしょう。トップの部分にボリュームを持たせて、襟足はすっきりさせると小顔に見えます。
ボブ
ボブの人には、内巻きと外巻きのワンカールをミックスしてふんわり感を出すアレンジがおすすめです。サイドから順に少量の毛束を取り、中央より少し上の部分をプレートに挟んだら半回転させ、斜め下にアイロンを引くことでカールを作っていきます。
このとき、前に回転させて引くと内巻きになり、後ろに回転させて引くと外巻きになるので、交互に巻いていくと良いでしょう。
ロングヘア
ロングヘアは、ストレートアイロンを使ってゆるいウェーブを作るように巻いていくと、女性らしさがアップします。
まずは少量の毛束を取って軽くアイロンを通してから、毛先を外巻きにします。次に毛の中間をアイロンに巻き付けるようにして内巻きにするのですが、このとき横向きのアイロンを縦にするイメージで、クルクル回しながら巻いていくのがコツです。
アレンジ別:ストレートアイロンで作れちゃう女子力アップスタイル
ストレートアイロンを使えば、どんな髪の長さの人でもヘアアレンジが楽しめます。
今度は、挑戦してみたいヘアアレンジ別に女子力アップのスタイリング方法を紹介しましょう。初心者に最適な簡単アレンジ法もあるので、ぜひ参考にしてみて下さい。
外ハネ
ストレートアイロンを使った外ハネアレンジの方法は、まずサイドから少しずつ毛束を取ってアイロンを当て、中間部分から柔らかいカーブを描くように外側にはねさせていきます。
きっちりはねさせるよりもラフにはねさせた方が、こなれ感が出るのでおすすめです。顔周りだけ少ししっかりめの外ハネを作ると、メリハリが出てバランスよくまとまります。
おくれ毛ゆる巻き
おくれ毛をストレートアイロンでゆるいウェーブにすると、顔周りが華やかになって女子力がアップします。
やり方は、まずおくれ毛の上の方からアイロンを当て、内側と外側に交互に半回転させながら、毛先に向かってゆるいウェーブを作っていきます。
仕上げにスタイリング剤をつけると、ウェーブがとれてだらしなく見える心配がありません。
波ウェーブ巻き
ロングヘアの波ウェーブ巻きアレンジは、ラフな感じが魅力のスタイルです。ストレートアイロンで巻く時は、波のような感じを出すためにざっくりと毛束を取って、上の方から巻き始めます。
巻き方はおくれ毛のアレンジと同様ですが、巻くという感覚よりも、熱によって跡をつけては離す、ということを繰り返す感覚でやった方がうまくいくかもしれません。
ニュアンス巻き
ストレートアイロンを使ったロングヘアのニュアンス巻きは、初心者向けのアレンジです。まずは低い位置でツインテールを作り、毛先をアイロンでラフな外巻きにします。
外巻きができたらゴムをはずし、スタイリング剤をつけて完成です。これだけで普通のストレートヘアがぐんと垢ぬけて見えるので、ぜひチャレンジしてみて下さい。
巻き髪が作りやすいおすすめのストレートアイロンはこれ!
ストレートアイロンには様々な種類があります。プレートの幅や髪への優しさなど、色々な特徴があって悩んでしまうかも知れません。
そんな人のために、巻き髪を作るのにおすすめのストレートアイロンをご紹介します。
HomySnug ストレートヘアアイロン マイナスイオン
HomySnug ストレートヘアアイロンは、マイナスイオン効果でキューティクルを保護し、髪に潤いを与えて熱によるダメージを軽減してくれる特徴があります。巻き髪におすすめの理由は、まずは6段階の温度調節機能があり、好みの巻き具合に合わせて最適温度を設定できる点です。また、電源コードが360℃回転するので、髪を巻く時にアイロンをくるくる回転させてもコードが絡まりづらいという利点もあります。
ESEOE ヘアアイロン ストレート
ESEOE ヘアアイロン ストレートの特徴は、最高温度の230℃までわずか30秒で急速加熱でき、忙しい朝に重宝する点です。また、HomySnug同様にマイナスイオンで髪にツヤを与え、パサつきを防いでカールを長持ちさせる効果もあります。
セラミックプレートを使用していて滑りが良いため、巻き髪を作る際にもスムーズにスタイリングできる点も高評価です。
ヘアアイロン ストレート カール 両用 イオン プロ仕様
こちらのヘアアイロンは、巻き髪を作るための機能を兼ね備えた、ストレートとカール両用の2wayタイプです。チタニウム製で軽く、プレートの幅が細めという特徴もあります。
そのため、前髪のスタイリングや細かいウェーブを作ることに適しており、幅広いアレンジを可能にしてくれます。プロ仕様と表記されている点も、使い勝手の良さを表しているのではないでしょうか。
アイロンで髪を巻いていく時の注意点
ストレートアイロンで髪を巻く方法について紹介しましたが、実際に髪を巻く際の注意点にはどんなものがあるでしょうか。
初心者がぜひ知っておきたい巻き方のポイントや、キレイに仕上げるためのコツをまとめました。
アイロンの設定温度は140度くらいがベスト
巻き髪を作るために最適な設定温度は、140℃くらいがベストと言われています。
しかし、髪質や湿度などの環境によっては、カールがつきすぎてしまったり、逆にうまく巻けなかったりする場合もあるかもしれません。
まずは140℃を目安として、巻き具合を見極めながら温度を調整しましょう。
毛束は少なめに線がキレイに見える
アイロンを使用する際、一度に巻く髪の毛の量は、基本的に少なめにする方がおすすめです。その理由は、カールがつきやすいということと、仕上がった時に線がキレイに見えるからです。
逆に多くの量を一度に巻いてしまうと、スタイルが重くなり崩れやすくなってしまいます。一度に巻く毛束は少なめに、ということを心がけましょう。
仕上げは手ぐしで軽くなでる
スタイリングの仕上げには、必ず手ぐしで軽くなでる工程を忘れないようにしましょう。アイロンで作ったカールを押さえることで、自然な空気感と動きのある今っぽいスタイルに仕上げられます。
そのままだと髪型が昔っぽい印象になってしまい、せっかくのゆるふわアレンジが台無しになってしまうかもしれません。
まとめ
ストレートヘアアイロンは、癖毛を整えるだけのアイテムではなく、癖毛を生かした巻き髪アレンジにも活用できる優秀アイテムです。
カールアイロンと形状が違うため、巻き方には少しコツも要りますが、トレンドのゆるふわアレンジにはストレートアイロンの方が適している面もあります。初心者でも挑戦しやすい簡単なアレンジ法もあるので、興味のある方は是非試してみてはいかがでしょうか。