目のクマを治す方法はこれ!正しいケアと食事でクマを改善しよう

マリヤンさん
美容師免許・一般社団法人JMA日本メイクアップ技術検定2級、3級・JNAネイル検定3級取得。美容部員として従事していました。

目の下にできたクマは指で揉んでも氷で冷やしても全く消えません。老け顔や疲れ顔にみえてしまうので、何とかしたいという思いで対処するのでしょうが、そもそもクマには3つのタイプがあり、その原因は全く異なることを理解しておく必要があります。クマには、青クマ、茶クマ、黒クマの3つのタイプがあり、それぞれ、血行不良、色素沈着、肌の老化が主な原因です。それぞれに合った正しいケアと食事でクマを改善するための方法を解説します。

今回は

  • 目のクマの3つの種類について解説
  • 青クマ・茶クマ・黒クマそれぞれの改善方法
  • 内側からクマを治したい時におすすめの食べ物

についてご紹介します。クマが気になっている方は、ぜひ改善のためにチェックしてみてください。

目のクマには種類がある!

目の下にできるクマはどれも同じではないということをご存知でしょうか。一般的には目の周りの皮膚の色の見え方によって青クマ、茶クマ、黒クマと呼ばれています。目の下にできるクマとしては同じですが、クマができる原因や症状、改善するために必要となる対処法には違いがあります。どんなにケアをしていても、原因に見合ったものでなければ効果は期待できません。それぞれのクマのタイプの原因や症状などを正しく理解することが大切です。

透けて見える血管が原因の「青クマ」

青クマは、目の下の皮膚の部分だけが青っぽくみえることからそう呼ばれていますが、この青っぽい色は皮膚の色ではなく、皮膚の下を通っている静脈の色です。腕に静脈が浮き出る方であれば血管の色が青く見えることが理解できるでしょう。目の周りの皮膚は極端に薄く、血行が悪くなることで静脈の色が透けてみえやすくなります眼精疲労や睡眠不足、冷えや偏った栄養などで血流が悪くなることで、青クマの色が濃くなります。

シミやくすみが原因の「茶クマ」

目の周りだけが赤茶っぽく見えることから茶クマと呼ばれています。茶クマは紫外線を浴びすぎたり、皮膚に刺激や摩擦を与え過ぎたりすることによって生じます。目元は意外に紫外線を受ける部分であり、紫外線から肌を守ろうとメラニン色素が大量に生成されることによって、色素が沈着して肌の色が変化します。また、化粧落としや洗顔などによって肌に刺激や摩擦が加わることによっても色素が沈着しやすくなります。したがって、茶クマの改善にはシミやくすみと同様に美白ケアが必要となります。

下瞼のたるみが原因「黒クマ」

黒クマは、簡単に言うと下まぶたにたるみが生じてその影が黒く見えるものです。加齢によってほかの細胞と同様に肌細胞の機能も低下します。水分を十分に肌に保持することもできないため、肌のハリや弾力が失われ、重力に逆らえずに下向きにたるんでしまいます。肌に凹凸ができた状態となり、その影が黒くみえるようになります。肌を引っ張るとたるみがなくなってクマが目立たなくなることも黒クマの特徴です。黒クマの改善には、顔のリンパや筋肉の動きを改善する必要があります。

「クマには「色素沈着や摩擦など外的刺激によるもの」と、「生活習慣など内的要因から引き起こされるもの」の大きく分けて2パターンが考えられます。」

まずはクマの種類を正しく見極めよう

一口に目の下のクマといっても、原因や症状にはさまざまなものがあるため、まず自分の目の下にできているクマがどのタイプのクマなのかを正しく理解することが必要となります。目の周りのクマの色が一般的な肌色とは違うためわかりやすいものではありますが、色だけで判断せずに正しく見極めることが大切です。

青クマの見分け方は「寝不足で濃くなる」

青クマは、目の周りの薄い皮膚の下を通っている静脈の色が肌に透けてみえるものです。色が白い人ほど目立ちやすくなります。静脈の色が青色の原因となっているので、指で皮膚を動かしても消えることはありません。青クマは、睡眠不足や目の使い過ぎ、ストレスなどによって血流の流れが悪くなることで濃く出やすいものです。徹夜続きや連続する睡眠不足などによって、朝起きたときの青クマが濃くなることで見分けることができます。

黒クマの見分け方は「天井を見た時に薄くなるかチェック」

黒クマは、加齢による肌の老化が主な原因でできるものとされています。年齢を重ねると肌細胞の再生や機能が衰えるために、肌のハリや弾力が失われくぼみやへこみなどの凹凸が生じます。肌がへこんだ部分が影となり黒く見えることによって起こります。したがって、天井を見上げるようにすると皮膚が移動することによって凹凸がなくなり薄くなれば、黒クマであると見分けることができます。黒クマの改善には、肌の老化を抑制するエイジングケアが必要となります。

茶クマは「青クマ」でも「黒クマ」でもない場合!


主なクマの種類は3つなので、青クマでも黒クマでもないものが茶クマということになります。茶クマは、紫外線を浴びて過剰に生成されたメラニンがターンオーバーで排出しきれなかったり、指やメイクアイテムなどでこすったりすることでシミやくすみとなって色素が沈着することでできるものです。皮膚の表皮層や真皮層に色素が沈着するため、指で皮膚を引っ張ると皮膚と一緒にクマも移動することで見分けることができます。

「クマができる主な原因には血行不良、色素沈着、肌の老化があるため、原因に合った対策をしないと期待する改善ができないこともあります。」

青クマ改善方法

「マッサージやツボ押し」で血行を良くする

青クマは血行不良が主な原因となるため、改善するためには血行を促す必要があります。目の周りをはじめとして顔には多くの毛細血管があり、血流が滞ることで静脈の青い色が透けてみえるようになります。目の周りを1周するようにマッサージしてこめかみまで指を移動すれば、血流だけでなくリンパの流れも改善することができます。また、血行促進に有効な承泣のツボ、四白のツボなどを押すことによっても血行促進に効果が期待できます。

「ホットタオル」で温める


目元を重点的に温めて血行を良くする方法として、ホットタオルがあります。タオルがあれば自宅でも簡単にできるので費用もかかりません。両目を覆うサイズに折ったタオルにお湯を含ませ軽く絞ります。お湯の温度が高すぎるとやけどや肌へのダメージが心配されるため注意が必要です。電子レンジを使えば水を含ませたタオルで簡単に準備することもできます。ホットタオルのほかに冷たいタオルを準備し、交互にパックすることで血流をさらに改善することができるでしょう。

「ハリに効く美容液」も効果的

化粧水や乳液などとともにスキンケアに活用する美容液には、肌のハリや潤いなどを高める効果が期待されます。目の周りの皮膚は薄いだけでなく、皮脂腺がないために乾燥しやすくなっています。肌が乾燥すると血流も悪くなるため、美容液で十分に保湿をしながら血流を改善するという方法もあります。美容液は、肌のハリや潤いを角質層までとどける働きがあり、肌の乾燥だけでなくシミなどの予防にも効果が期待できます。

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「目元の乾燥対策には、アイクリームなどのポイントケア用品もおすすめです。」

茶クマ改善方法

「紫外線対策」でメラニン発生を抑制

茶クマは、紫外線を浴びた際に生成されたメラニンが過剰となり、普段のターンオーバーではメラニンの排出が間に合わずに表皮層や真皮層に沈着するものです。肌の日焼けは予防ケアと焼けてしまった後のケアでは、メラニン色素の排出に大きな差がでます。したがって、日頃から日焼け止めクリーム、サングラス、帽子、日傘などを使ってUVケアをして、紫外線をカットしてメラニンの発生を抑制することが重要となります。

「美白ケア」でシミやくすみを改善

茶クマは色素沈着によるものなので、改善するためには基本的にシミやくすみのケアと同じになります。メラニンの生成を抑えるのではなく、既に沈着してしまったメラニンの排出を促さなければなりません。したがって、ビタミンC誘導体やアルブチンなど美白効果が高い成分が配合された美白コスメを上手に活用することが大切です。また、抗酸化作用の高い成分も含まれたものであれば、肌のターンオーバーを活性化してメラニンの排出を促すことができるでしょう。

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「ピーリング」でお肌ケアもおすすめ


肌のシミやくすみ、ニキビ跡などのケアにピーリングをしているという方も多いのではないでしょうか。ピーリングは、古い角質を剥がして肌のターンオーバーを活性化する角質ケアのことをいいます。大きく分けて薬剤を使用するケミカルピーリングとレーザーやソルトなどを使用する物理的なピーリングの2つがあります。肌のターンオーバーを促進してメラニンの排出を促すとともに、角質を剥がすことによってシミなどが目立たなくなるという効果も期待できます。

「目元の皮膚はとても薄くてデリケートなので、全顔と同様のピーリングケアを眼球の近くにも取り入れすぎないように注意しましょう。目の周りに使用しても問題がないかチェックしましょう。」

黒クマ改善方法

肌のハリを取り戻す「エイジングケア」


黒クマは肌の老化が原因となりますが、肌質の問題だけでなく目の周りや顔の筋肉が衰えることによってできやすくなります。そのため、肌のハリを取り戻すエイジングケアとしては、目の周りにある眼輪筋を鍛えるマッサージが必要です。まぶたを開閉したり、目を大きく見開いたりする際に使用する筋肉は、疲れて硬くなるとともに、徐々に眼輪筋ではなく額の筋肉を頼るようになることから衰えます。下まぶたや目じり、目頭などを指で押さえながらマッサージするといいでしょう。

「こめかみには、眼精疲労などにも効果的な「太陽」というツボがあります。眼輪筋を鍛えるときに、一緒にツボを押してみるのもおすすめです。」

食べ物で内側からクマを治す

クマのタイプによってスキンケアやマッサージ、タオルパックや顔の体操など、外から肌に働きかけるケアはいろいろあります。しかし、食べ物が原因で血行不良や代謝の低下、細胞の酸化、腸内環境の悪化などがあれば思うような効果がでません。外からだけでなくクマの改善に効果が期待できる食べ物で体の内側からアプローチすることも重要です。青クマは血行不良、茶クマは色素沈着、黒クマは肌の老化が原因であることを踏まえて、それぞれの改善に適した食べ物を選ぶようにしましょう。

「青クマ」さんは根菜や青魚を食べて血行を良くしよう

青クマは血行不良が原因となるため、血行を促進する成分が含まれる食べ物を積極的に摂取することが大切です。血行不良の改善には、イワシやサバなどの血液をサラサラにしてくれる青魚やネギなどの根菜、海藻類やキノコ類、大豆食品などがおすすめです。また、女性は貧血になりやすいのでレバーやホウレンソウなどの鉄分が豊富な食材を摂取することで、血液の量を増やして流れを改善を促すのもおすすめ。

「茶クマ」さんは緑黄色野菜や果物を食べて美白効果を狙おう

シミやくすみなどの色素沈着が原因となる茶クマには、メラニンの生成を抑制するとともにすでに沈着したメラニンの排出を促す効果が期待できる緑黄色野菜や果物がおすすめですアセロラやキウイ、ブロッコリーなど、ビタミンCが豊富な野菜や果物は抗酸化作用が高く美白効果を期待することができます。また、大豆食品に含まれるセラミドやトマトに含まれるリコピンナッツ類に含まれるビタミンEにも抗酸化作用による美白効果が期待できるでしょう。

「黒クマ」さんは発酵食品や果物でエイジング


黒クマは肌の老化によるたるみが原因であるため、積極的に摂取すべき食べ物はエイジングケアに向いているものとなります。細胞は酸化することによって錆びた状態となり機能が低下するため、それを防ぐためには抗酸化作用が高い食べ物を積極的に摂取することが必要となります。ポリフェノールやビタミン類などが豊富に含まれる野菜や果物酵素を補給できる発酵食品などを意識して食べるようにしましょう。

まとめ

実年齢よりも老けてみえるだけでなく、不健康で暗いイメージを与えてしまうクマには、青クマ、茶クマ、黒クマの3つのタイプがあります。それぞれ、血行不良、色素沈着、肌の老化が原因であり、自分の目の下にできたクマのタイプを見極めたうえで、正しいケアをする必要があります。

クマを改善するためには、スキンケアやマッサージなどの肌の外からケアするだけでなく、クマの改善に効果が期待できる食べ物を摂取して体の内側からアプローチすることも大切です。