肌のキメを整える方法はこれ!キメが粗くなる原因も解説

女性にとって「肌がキレイ」「きめ細かい肌」と言われるのは、最高に嬉しい褒め言葉でしょう。健康で美しい肌にはハリやツヤがあるとされていますが、肌のキメはハリやツヤとも深く関係しています。

そこで、肌のキメが荒くなる原因や改善方法などについて解説していきます。

整った肌のキメとは?

「肌のキメが整っている状態とは?」と改めて聞かれても、なかなか答えられないのではないでしょうか。肌のキメは自分の目で確認しにくいため、手の甲の肌を例に説明しましょう。

手の甲の肌は、フラットな状態ではなく細かい複数の溝があることがわかるでしょう。この溝は皮溝で、皮溝によって細かく区切られた三角形や四角形の部分が皮丘と呼ばれています。

肌のキメが整うとは、この皮丘が均一の三角形に整っている状態のことをいいます。

皮膚表面の凹凸が細かい

皮膚の表面は皮溝と皮溝で囲まれた皮丘で覆われており、皮溝が谷、皮丘が山のように凹凸を形成しています。肉眼で確認しにくい場合は、ルーペなどで拡大すると網目のような模様で規則正しく並んでいる状態を見ることができるでしょう。

整った肌のキメは、この模様が均一に整った状態で凹凸が荒くなく細かく並んでいます。キメが整った肌では凹凸が細かいのでほとんど目立ちません。

肌が健やかで透明感がある

美しい肌には、みずみずしさ、ハリやツヤによる透明感があります。ツヤや透明感は肌を褒めるときによく使用される言葉ですが、このツヤや透明感は肌に当たる光の反射の仕方によって決まります。

光が当たる肌の皮溝や皮丘が均一に並んでいないと一定した方向に光を反射することができないため透明感が出ません。また、皮丘がふっくらと健やかな状態であると凹凸のメリハリがはっきりとして美しくみえます。

バリア機能とターンオーバーが正常

肌は、日々紫外線や乾燥、雑菌やホコリなどの外部刺激を受け続けています。肌のバリア機能とは、これらの外的刺激から肌を守るとともに角質層内に水分を保持して健やかに保つ機能のことを指します。

バリア機能は、天然保湿因子、細胞間脂質、皮脂膜の3つがバランスよく整っていることで発揮されるものであり、肌のキメを整える役割もはたしています。

また、肌の生まれ変わりを促すターンオーバーが正常に機能することでも肌のキメが整えられます。

肌のキメが粗くなる原因

加齢とともに細胞の働きが衰えるのは肌細胞も同じです。しかし、肌のキメが粗くなる原因には加齢だけではなく、スキンケアや生活習慣も大きく影響しています。

したがって、正しいケアや規則正しい生活習慣によって肌のキメは改善することができます。特に肌のキメが粗くなってしまう原因を理解して、正しいケアでキメの細かい美しい肌を取り戻すことが大切です。

肌の乾燥

肌のキメが荒くなる大きな原因の1つには、乾燥による影響が考えられます。肌のキメを整えるためには、皮溝で仕切られている皮丘が十分な水分を含みぷっくりと膨らんだ健康な状態であることが必要となります。

肌が乾燥して水分が不足すると、皮丘は横に伸びてしまい肌の弾力やハリを失うことになります。一度肌がひどく乾燥すると、保湿によって皮丘が健康な状態に戻るまでかなりの時間を要することになるので注意が必要です。

加齢・紫外線による老化

加齢によって血行が悪くなったり代謝が落ちたりすることによって、十分な酸素や栄養分が肌に届きにくくなります。また、肌のターンオーバーの機能も低下するため、いつまでも古い角質が肌表面に残っていて肌が粗くなることがあります。

さらに、紫外線を浴びて生成されたメラニンが排出しにくくなることによって色素が沈着し肌の透明感やキメが失われることになります。

ストレス・睡眠不足

慢性的なストレス状態が続くと自律神経やホルモンバランスが乱れて、血行不良や代謝の低下が起こります。また、美肌ホルモンともいわれる女性ホルモンの分泌が少なくなることから、肌の新陳代謝も低下してキメが粗くなります。

肌は睡眠中に修復、再生されるため、ゴールデンタイムと呼ばれる時間帯の睡眠が不足することによって肌のキメが粗くなることも考えられます。

食生活の偏り

ファストフードやコンビニ弁当、脂っこい食べ物ばかりに偏った食生活を送っていると肌のキメが粗くなることがあります。食生活の偏りは、肌細胞を錆びさせる活性酸素が過剰に発生したり、肌のターンオーバーや血行を阻害したりすることになります。

栄養のバランスがとれた食生活を心がけるとともに、肌を構成する材料となる良質なたんぱく質やビタミンを積極的に摂取することが大切です。

肌のキメを改善するお手入れ方法


肌のキメを整えるためには十分な保湿と肌のターンオーバーの活性化が欠かせません。また、日頃間違ったスキンケアによってキメが粗くなることもあるため、洗顔や保湿を見直すことも必要となるでしょう。

洗顔、角質ケア、保湿をポイントとして、どうすれば肌のキメを改善できるのかについて説明します。肌のキメは粗くなるとなかなか元に戻れないので、毎日地道にケアすることが大切です。

顔を洗いすぎないことが重要!ダブル洗顔はしない

スキンケアで重要となる洗顔には、ほとんどの人が気を遣っています。しかし、過剰に洗顔することによって肌のキメが失われていることもあります。

洗顔の際は、刺激の少ない洗顔料をよく泡立てて指ではなく泡を滑らせて汚れを落とすことが基本となります。メイク落としと洗顔のダブル洗顔は肌のキメが悪くなる原因となるので、1回の洗顔で終えるようにしましょう。

角質が厚くなってきたら酵素洗顔でピーリング

肌のターンオーバーが乱れるといつまでも古い角質が肌に残り、それが蓄積されることで角質層が厚くなることがあります。また、色素沈着によっても角質が厚くなることがあるため、定期的に角質ケアをすることが必要です。

酵素洗顔は、肌表面の角質や毛穴の黒ずみを分解して落とすピーリング効果があるため、肌の透明感やキメの細かさが増して美しい肌に近づけることができます。

人型セラミドで肌の保湿

セラミドは角質層に水分を保持するために重要な役割を担っています。加齢や外的な刺激などによってセラミドは減少するため、肌のキメを改善するためにはセラミドを補給する必要があります。

ヒト型セラミドは、肌の角質細胞間脂質に存在するセラミドの似た構造をしているため、水分を保持して肌のバリア機能を向上させるのにうってつけです。ヒト型セラミドは、肌への刺激が少なく常在菌のコントロールもしてくれます。

肌のキメを整えるのに必要な栄養は?

スキンケアや生活習慣の見直しは、肌のキメの整えるのに重要なポイントとなります。しかし、肌は食べた物をもとに構成されるため、外部からのケアだけではなく美肌の元となる栄養にも留意する必要があります。

ビタミンは美肌には欠かせない栄養素ですが、なぜ必要となるのかを理解したうえで積極的に摂取するようにしましょう。

皮膚・粘膜を正常に保つ「ビタミンA」

ビタミンAは皮膚や粘膜を構成する上皮細胞と密接なかかわりがあるため、皮膚や粘膜を健やかに維持するために欠かせない栄養素です。

皮膚だけでなく口や鼻、のどの粘膜を正常に保つ働きがあり、体全体の免疫力を高める作用もあるため、ターンオーバーの活性化も期待できます。豚や鶏のレバー、うなぎ、モロヘイヤやニンジンなどに豊富に含まれており、目の健康を維持するのにも作用します。

コラーゲン生成をサポートする「ビタミンC」

活性酸素を除去する抗酸化作用が高く美白効果も期待できるビタミンCは、キメの細かい肌をつくるために欠かせない栄養素です。

また、肌のハリや弾力のもととなるコラーゲンを生成する際にサポートする役割も担っています。野菜や果物などに多く含まれていますが、熱に弱いためスムージーや生野菜サラダなどで摂取するといいでしょう。

皮膚の代謝や血行改善には「ビタミンE」

ビタミンEは血流を改善する効果が期待できるため、皮膚のかさつきやツヤ、ハリやキメなどの改善が期待できます。また、抗酸化作用が高いことでも知られているため、紫外線から肌を守り、しみやそばかすを薄くするのにも効果が期待できます。

さらに、抗酸化作用によって「若返りのビタミン」とも呼ばれており、皮膚の代謝を促して若々しいキメの整った肌に導いてくれます。

肌乾燥の予防に「グルコシルセラミド」


グリコシルセラミドは、小麦や米、大豆やこんにゃく芋などに豊富に含まれている栄養素でセラミドとグルコースが結合してできたものです。

もともと人の肌の角質層の下にある基底層や顆粒層に存在しているもので、細胞と細胞を円滑につなぐ役割を担っています。保湿効果に優れていることから肌の乾燥を防ぎ、ハリ効果も高めてくれます

植物性のセラミドとして普段の食事から摂取することができます。

まとめ

肌の表面には、溝のような皮溝と皮膚が少し盛り上がったような皮丘が網目のような模様をつくっています。キメの整った肌は、水分を十分に保持してぷっくりとした状態の皮丘と皮溝が規則正しく並んだ状態となります。

肌のキメが粗くなる原因には、加齢や紫外線、生活習慣などがあげられることから、正しいスキンケアや生活習慣を身につけて、キメの整った美しい肌を維持できるように心がけましょう。