目尻のシワの種類と原因を解説!

笑うと気になる目尻シワ、化粧でごまかしても、ファンデーションがよれて、逆に目立ってしまうことも。

見た目の印象も大きく変えてしまうやっかいな目尻のシワについて、予防や対策はあるのでしょうか。まずは目尻のシワの基本や原因を知ることが大切です。

目尻のシワについて

加齢とともにシワができるのは当たり前、と思っている方も多いと思いますが、シワの原因は加齢だけではなく、様々な要因が関係しています。目尻のシワについて説明します。

深いシワは固定シワとも呼ばれている

年齢を重ねてでき目尻のシワは、細かいシワではなく、深くはっきりとしているのが特徴で、固定シワとも言われています。加齢によって表情筋が衰えると、皮膚を支えられなくなり、弾力やハリがなくなって肌のたるみがおき、シワが寄ってしまいます。

また、年と共にホルモンが減少することで、皮脂分泌も減少します。ともなって、肌の潤いを保つ役割の成分NMF(天然保湿因子)や、細胞と細胞の隙間を埋めている角質細胞間脂質(セラミド)も減少し、肌が乾燥しやすくなって、結果ハリがなくなり、シワが寄ってしまうことになります。他にも、紫外線、喫煙、ストレス、睡眠不足、不規則な生活などの長年の蓄積によって、コラーゲンが減少してしまうこともあり、深いシワの原因になります。

肌の乾燥はシワの大敵

目尻のシワは、お風呂上がりやスキンケアの後には目立ちにくくなっています。逆に言えば、そのようなシワの原因は乾燥によるものと考えられます。

肌は「表皮」「真皮」「皮下組織」から構成されており、乾燥による目尻のシワは、一番上の表皮にできるものになります。肌の潤い不足により、表皮の中でも一番外側にある角質層が乾燥して剥がれやすくなり、できてしまった隙間から水分が蒸発します。本来肌が持つバリア機能によって乾燥を防ぐことができますが、角質細胞内のNMF(天然保湿因子)や角質細胞間脂質(セラミド)の不足で機能が低下して、乾燥しやすくなります。

目尻や目の周りの皮膚は、厚さわずか0.02mmととても薄いため、皮下脂肪が少なく皮脂腺も少ないのでとても乾燥しやすくなっています。このように、乾燥はシワにとって大敵となりますので、比較的浅いシワでも気がつくと深いシワになって、肌に記憶されてしまいます。早め早めのケアがとても重要になります。

乳液や保湿効果で肌の環境を良くすることが大事

目尻のシワの進行具合に合わせて、状態に合わせた保湿ケアでお手入れをしましょう。乾燥による小ジワの改善には、必要な保湿成分を配合した乳液などの化粧品を使用し、さらに進行が進んでしまった深いシワには、コラーゲン繊維の減少をくいとめるような化粧品の使用が効果的です。コラーゲンが減少しているお肌は水分保持機能も低下しており、正常なターンオーバーができなくなっていることが多く、コラーゲンの生成効果だけではなく、保湿も合わせて行うことで、肌の環境を良くして整えることがポイントです。

化粧品は症状、目的によって成分を見て選ぶことが大切です。保湿を目的にした化粧品を選び、シワ改善に活用しましょう。コラーゲンの生成に関して、いろいろな化粧品が開発されていますので、どれにしたらよいか悩む方も多いかもしれません。その場合には、肌本来が必要とする成分であるビタミンCを効果的に配合している美容液などを利用すると良いでしょう。

浅いシワはちりめんじわと呼ばれている

 

表皮は約0.2mm、目の周りの表皮はなんと0.02mmの厚さしかありません。角質層にはお肌のバリア・保湿機能があり、肌の水分の10~20%を角質層がキープしています。その水分量が10%以下になってしまうと乾燥肌と呼ばれる状態になり、お肌からしなやかさが失われ、ごわつきやかさつきのある肌になってしまいます。

肌の角質層がごわついて固くなることで、乾燥や紫外線の影響、表情グセなどが原因でシワが寄り、その線が形状記憶されることで固まり、浅いシワができてしまいます。

別名「ちりめんじわ」とも呼ばれる目尻のシワは、潤い不足が原因です。見た目の特徴は、目の周りに浅く細かいシワが広がっており、加齢による保水力の低下、紫外線による乾燥、スキンケアの際の摩擦、洗浄力の強いクレンジングや洗顔などが原因となります。まだ浅く、比較的改善しやすいシワですので、早い段階で対処を怠らないことが肝心です。潤い不足を放置すると、角質が厚くなってシワが記憶されてしまいます。どんどん進行してしまいますので、気づいた時点ですぐに対処するようにしましょう。

目元のシワの原因

目元には小ジワやちりめんジワのような、細かいシワができやすい箇所です。他の場所よりも目元にシワができやすい原因について見てみましょう。

もともと皮膚が薄いとできやすい

上述にもあるように、顔の皮膚は体の中でも格別に薄く、眼の周りはさらに薄くなっています。表皮は約0.2mmですが、眼の周りは0.02mmですので、およそ10分の1の薄さです。これだけ薄い皮膚ですので、乾燥は大敵ですし、少し摩擦や外的要因があるだけでもシワになってしまうということが理解できると思います。

目の瞬き数が多いとシワの原因となる

人は1日に1万5千~2万回の瞬きをしているとされています。それだけ目元の筋肉は常に動いており、皮膚も幾度となく伸び縮みを繰り返しています。このため、目の周りの薄い皮膚に負担がかかり、目の瞬きが多いとシワの原因になりやすくなります。

ただし、瞬きをしなければドライアイになり目が疲れやすくなりますので、それもまたシワができる原因となりうる可能性があります。瞬きは、どうしても避けることが難しいシワの原因の1つと言えるのかもしれません。定期的に休憩をとり、目を休めてあげることが大切です。

皮脂腺と汗腺が少ないとシワの原因となる

目元は、皮膚の厚さが卵の薄皮程度からティッシュペーパー1枚程度の極薄です。しかも、皮脂腺と汗腺が少なく、ハリや弾力の成分となるコラーゲンやエラスチンの量も少ないため、乾燥にはとても弱い場所です。シワができやすいデリケートな部位ですので、常にケアが必要となります。

また、目元は1日1万回以上の瞬きや、ころころ変わる表情によって、常に筋肉を酷使している状態です。皮脂腺と汗腺が少ないことに加え、様々な要因が影響し、シワができやすくなっていますので、保湿効果に優れたアイクリームや美容液、目元専用のシートマスクなどでケアを継続することが大切です。

目の使い過ぎでなる眼精疲労も原因

現代社会において、パソコンやスマホを見ることが当たり前になっており、眼精疲労に陥りやすい環境です。パソコンやスマホを長時間さわったり、テレビや本を長時間見たり読んだりすると、目の使いすぎで眼精疲労になりやすくなります。涙でしっかり目が潤っている状態であればよいのですが、ドライアイなどで涙が十分に分泌されない場合には、眼精疲労はさらに悪化して、血流を悪くし、栄養素が行き渡りにくくなります。そのため、目元のシワの原因となる乾燥やくすみを引き起こしてしまいます。

眼精疲労による乾燥を防ぐ対策として、乾燥する季節には加湿器を置いたり、温マスクやホットタオルで目元を温めて血行促進を促したり、目薬をこまめにさすなどの方法が効果的です。

まとめ

目尻のシワには浅いシワと深いシワがあり、それぞれ原因が異なります。自分のシワのタイプを知り、早い段階で適切な対処をすることが重要です。本やDVDを参考にするのもおすすめです。