記事の目次
ファンデーションの種類と特徴
ファンデーションは、肌の質感を左右する欠かせないメイク道具のひとつです。ナチュラルなアイテムだけに、口紅やアイメイクと比べると少し軽視しがちかもしれません。
ですが、肌は女性としての印象に大きくかかわる重要なポイントです。種類や特徴を知って、効果的に使いましょう。
クッションファンデーション:下地がいらない
使用時の質感が、まさにクッションであるようなことからこのような名前がついています。といっても、ファンデーション自体はリキッドファンデーションと変わりません。
なぜなら、クッション状のスポンジにリキッドを染み込ませたものがクッションファンデーションであるためです。下地が必要ないため、忙しい朝でもスピーディーにメイクができます。
リキッドファンデーション:シミやシワをカバーしてくれる
なめらかな肌質を演出したいなら、リキッドファンデーションが定番的でしょう。クッションファンデーションと異なり、こちらは液状のままチューブなどに収められています。
肌全体を液体で覆うため、粒子感がなくなめらかな印象です。隙間なく肌をカバーできるので、シミやシワもしっかりカバーできます。
パウダーファンデーション:過剰な皮脂を吸収してくれる
パウダー状の固形成分をパフに乗せて使うのが、このパウダーファンデーションです。リキッドが定番的に使用されている近年でも根強い人気を誇り続けていて、粒子の細かいパウダーを肌に乗せることで、ファンデーション効果に繋げます。
パウダーファンデーションは、汗や皮脂を吸着させることに適しています。そのため、脂浮きによるテカリやヨレを防ぐ効果に期待できますし、リキッドタイプと異なり、手が汚れない点もポイントです。
クリームファンデーション:ニキビや毛穴をしっかりとカバーできる
同じ液状であるものの、リキッドよりクリーミーな質感が特徴的です。肌に乗せるとリキッドよりも厚みが生まれるため、カバー効果が大きいです。これにより、ニキビや毛穴を目立ちにくくする効果が得られます。
比較的ボリュームのあるファンデーションであるため、使用が難しいという点を忘れてはなりません。均一に乗せなければ、ムラができて不自然な仕上がりになってしまうこともあります。
エマルジョンファンデーション:しっとりとサラサラが同時に楽しめる
パウダーとクリームの中間のような位置づけなのが、このエマルジョンファンデーションです。形状としては固形ですが、クリームファンデーションを押し固めて作っているので、使用感としてはクリーミーです。
肌に乗せるとなめらかに伸びます。ですが時間が経つと、パウダーファンデーションのような軽い質感に変化する特性も備えています。複数のファンデーションの、いいとこ取りのようなタイプといえるでしょう。
おすすめのクッションファンデーション
クッションファンデーションは、簡単にリキッドを使えることはもちろん、下地がいらないという手軽さもポイントです。他にメインのファンデーションを持っている人も、ふたつ持ちしておいて損はないほどの便利さでしょう。中でも以下は、注目の価値ありです。
ミシャ M クッション ファンデーション(マット)No.23(自然な肌色)
化粧下地・ファンデーション・日焼け止め対策がひとつでできる、オールインタイプのクッションファンデーションです。
みずみずしいクリアなファンデーションを染み込ませているので、密度の高いなめらかな肌を目指せます。手軽さやスピード重視の人に、おすすめの一点です。
ドクターシーラボ パーフェクトクッション ファンデーション ライトベージュ レフィル
内容の85.3%を美容成分で仕上げた、見栄えだけでなく肌のいたわりにもこだわったクッションファンデーションです。
日本初のリキッドタンククッションを使用することで、貴重な成分が十分に閉じ込められています。「SPF50+/PA++++」の強力な紫外線カット効果もうれしく感じられるでしょう。
メイベリン SP クッション ウルトラカバークッション BB 01
上質なパッケージからもイメージできる通り、魅力的な肌を演出する上で心強い特徴が贅沢に詰め込まれています。
肌を均一にハイカバーしてくれる極薄膜や、密着性を高めるラスティング ラスティングテクノロジーは、それまでにない新たなファンデーション効果を体感させてくれるでしょう。うるおい重視タイプなので、かさつき肌のカバーにも適しています。
おすすめのリキッドファンデーション
なめらかな質感とカバー力により、リキッドファンデーションはスタンダードになりつつあります。
ですが、じかに塗り込むタイプだけに、肌への刺激や質感、持続力なども気になるところです。質の良いものを選ぶことが欠かせません。
ケイト リキッドファンデーション シークレットスキンメイカーゼロ 02
全体にスルスルと広がるため、肌への負担少なく普段使いすることができます。またカバー力も高く、薄づけでも赤みや色むらを効果的に隠してくれます。
オルビス(ORBIS) エッセンスリキッドファンデーション ナチュラル02
うるおい感にこだわるなら、このエッセンスリキッドファンデーションはしっくりくるでしょう。
ヒアルロン酸の約2倍の水分を貯めこむ濃密うるおいパウダーによって、みずみずしい見た目を演出します。さらには約12時間もの持続力を誇っており、メイク直しの難しい忙しい日でも安心です。
インテグレート リアルフィットリキッド オークル20
リキッドファンデーションで気にするべき点として、肌への刺激は外せません。女性の中には、敏感肌が理由でリキッドタイプを諦めているという人もいるほどです。
このアイテムはミネラルタイプであるため、肌をいたわりながら日々のメイクに役立てられます。
おすすめのパウダーファンデーション
パウダーファンデーションは粒子をまとわせるタイプであるため、品質の良し悪しが顕著に現れます。
ですが、自分に合うものが選べると機能の高さからとても重宝できます。人気のパウダーファンデーションを、チェックしていきましょう。
コフレドール ヌーディカバー モイスチャーパクトUV
パウダータイプといえばさらさら感が特長的ですが、こちらはしっとり感も意識しています。
保湿成分もふんだんに採用しており、良い意味でパウダーらしからぬうるおいが感じられます。主に、水溶性コラーゲン・ローヤルゼリーエキス・ナイアシンアミドが配合されています。
エスプリーク ピュアスキン パクト UV
粒子の細かいパウダーに仕上げることで、ふわっとした質感に適したファンデーションとなっています。
毛穴や色むらをしっかりカバーするにもかかわらず、重たい印象にはなりません。オールシーズンで重宝したくなる、あらゆるシーンに適した一点です。
エクスボーテ ビジョンファンデーション パウダー シルクタイプ(レフィル) ナチュラルオークル02
パウダーの軽さが感じられるにもかかわらず、リキッドなみのなめらかさを実現した上質アイテムです。
価格も高級路線といった印象で、こだわり派が選びたくなる特徴が詰まっています。きめ細かい、シルキーマット肌を目指したい人向けです。
おすすめのクリームファンデーション
カバー効果の大きいクリームファンデーションですが、長時間肌を密に覆うため、品質をしっかり意識して選ぶべきです。それぞれの特徴を見比べて、自分に合ったものを見つけて下さい。
インテグレート グレイシィ モイストクリーム ファンデーション オークル20
カバー力の高さは、肌年齢すら隠してくれます。明るい色味によって、表情や性格の明るさまで演出してくれそうです。なめらかかつしっとりとした質感なので、潤い肌で魅せたい人に適しているでしょう。
プリマヴィスタ クリームファンデーション オークル03
リボンのようなパッケージの装飾が、何ともかわいらしいクリームファンデーションです。使用のたびに、気分が高まること必至です。
クリームタイプで気になる、厚塗り感が少ない点もポイントでしょう。-5歳肌を作ることに適しているそうです。
est(エスト) エストクリームファンデーション エッセンスモイストOC05
エッセンスモイストの名前の通り、美容液をつけたような保湿効果が特徴的です。過酷な環境でも潤い肌をキープしてくれるので、シーンに限らず重宝できるでしょう。高級志向な価格帯ですが、自己投資と考えてきっと損はありません。
おすすめのエマルジョンファンデーション
特徴的な変化を伴うファンデーションであるため、品質にこだわることが大切です。とはいえ、初めてエマルジョンファンデーションを選ぶ人ともなると、少し迷わされることでしょう。以下におすすめをご紹介します。
リバイタル リフティングエマルジョンパクト オークル10
リフティングファンデーションと銘打たれている通り、弾むような張りとうるおいを演出します。
乳化によるみずみずしさが特徴的なエマルジョンファンデーションの良さが、大いに活かされた一点といえます。肌年齢の若返りを目指したい人に、おすすめです。
エリクシール シュペリエル リフトエマルジョンパクト オークル10
クリームファンデーションよりもなめらかに仕上がるエマルジョンタイプですが、このアイテムはカバー力にもこだわられています。
シミや小じわも、しっかり隠してくれます。独自開発のポリマーが密着して、自然でなめらかな肌を演出するためです。
SK-II コンパクトフォア エマルジョン ホワイト (コンパクトケース)
上質ブランドSK-IIのエマルジョンファンデーションは、渦状のリフィルが目を引きます。
健康的で透き通るような白のコンパクトは、美へのモチベ―ションを高めてくれること必至でしょう。透明感を引き出したい人に適した、高級路線の一点です。
まとめ
ファンデーションは、口紅やアイメイクと比べてやや存在感が薄めかもしれませんが、わずかな印象の変化で顔全体の雰囲気すら左右します。
種類それぞれの特性や人気のアイテムを知って、理想の肌作りを目指しましょう。