魔女メイクをするコツ
それでははじめに、魔女メイクをするコツについて解説いたします。この部分が破綻すると見た目の違和感がかなり強くなってしまいますので、魔女メイクをする予定がある方は基本として抑えておきましょう。
ベースを真っ白に塗る
基本的に魔女のイメージは不健康そうなレベルの肌です。そのため、白人もびっくりするぐらい真っ白に塗って下さい。これがベースになります。普段のメイクでは自分の肌色に合わせたファンデーションを使うことになりますが、このようなコスプレが主体のメイクの場合は目的色に合わせた行動が必要になります。血色のいい魔女なんて色々とツッコミどころが満載なので、綺麗に白塗りして下さい。
黒・紫を多く使う
また、メイク慣れしている人はついついピンクやオレンジ色のチークを頬にのせたくなってしまいますが、はっきり言ってこれは魔女風ではありませんのでNGです。できる限り不健康そうな顔立ちの方がいいので、ブラウンやベージュを主体としたチークを使って頬をこけさせるイメージでのせていきましょう。
また、アイシャドウなどの選択肢が非常に多い部分は魔女カラーである紫や黒を意識してください。魔女カラーのベースは紫や黒なので、メイク以外にも衣装の色もそちらを意識しましょう。そして、口紅は真っ赤にしてよりイメージを強烈にしてください。
帽子やベールを付ける
これらのメイクはどうしてもテクニック次第でうまい下手が出てしまいますので、その部分でなかなか上手に立ち回れない方は、魔女を強調するようなアイテムを駆使するといいでしょう。具体的には、黒や紫のベール、魔女特有の帽子といったものです。
これがあると、そこまでメイクがうまくない人であっても「この人のコスプレは魔女だ」と大多数の人がわかってくれますので、ハロウィンが一気に楽しくなります。
それ以外には、魔女関連のアイテムとしてタトゥーシールが売られておりますので、そちらを使うのもいいでしょう。黒猫やコウモリや蜘蛛を表しているタトゥーシールが多数ありますので、うまく活用してください。メイクシールやフェイスシールという名前で売られておりますが、100均でも手軽に購入できる商品ですので、気軽に使いましょう。
可愛い系の魔女メイクの方法
基本的なことを抑えた人はその上の段階を目指すことになります。一つ目がよりかわいく魔女メイクを施すというパターンです。ただ単に魔女というイメージだけではなく、見た目も整えたい方向けといえるでしょう。
紫のアイシャドウを何重にも塗る
かわいい魔女メイクの基本となるのはやはり目元です。この目元の印象を操作できるようなメイクを施すことができれば、一気に合格点に近づきます。色の選定に悩むと思いますが、魔女という基本がありますので紫が一番いいでしょう。
しっかりと、アイホール全体に目元用下地を塗って、普段のファンデーションより白いものを使い、ハイライトのように目の下にホワイトを入れて、パープルシャドウを塗りましょう。目尻3分の1部分を強調するように濃いめの紫を入れればより可愛くなります。アイライナーを使って目尻を引き上げるようにラインを引いた後も薄いパープルのアイシャドウを入れるといいでしょう。
ベージュ系のチークを塗る
上述したように紫のアイシャドウを塗った後は、ベージュ系のチークを塗るとより可愛くキュートに仕上がります。普段使うチークはピンクやオレンジ色のものが多いでしょうが、それではイメージがけっこう変わってきてしまいますので、魔女メイクの時用にベージュ系のチークやブラウン系のチークを用意しておいてください。
ダーティな雰囲気の魔女メイクの方法
今度は可愛い魔女メイクではなく、より雰囲気を出すようなダーティな魔女メイクをする方法を記載します。ハロウィンなのでできる限り本場に近寄らせたいというタイプに有効なメイクです。
リップペンシルで口角を上げる
魔女メイクでより雰囲気を出したいという方にこだわってもらいたいのは口元です。その方法はいくつかありますが、リップペンシルで口角を上げるようにするとより雰囲気がダーティになりますので、おすすめです。
目じりにつけまつげを付ける
アイシャドウを紫にするのは可愛くするためのテクニックにも使いますが、ダーティに見せたい場合はそれにプラスして、長めの睫毛になるように、つけまつげを用意してください。魔女のイメージはやはり鼻が高い「ザ・西洋人」となってしまいますので、目鼻立ちもくっきりはっきりさせるために、まつ毛も強調できる方がいいのです。
よりはっきりとしたまつ毛になれば、ダーティな雰囲気も強調されやすくなります。アイライナーを跳ね上げるように意識して、某ディズニー映画の魔女のようにしておけばさらに完璧です。
マレフィセント系魔女メイク
魔女と言えば色々とありますが、やはり究極的にインパクトがある魔女と言えばディズニー映画の最強とも言える魔女マレフィセントです。それを意識した魔女メイクはなかなか本格的なものとなります。
カラーコンタクトを付ける
これは用意できる人ならばの話ですが、カラーコンタクトを用意して装着いたしましょう。実際のマレフィセントは金色の眼となりますが、ここは雰囲気重視で選ぶのもいいでしょう。
目元にラメを入れる
ほかの魔女メイクと異なるのは目元にラメを入れるかどうかでしょう。ラメをつけることでゴージャスな目元にすることができますし、眼をさらに強調できるようになりますので、コンタクトまで用意している人には必須のアイテムとなってくれます。ラメをつけるとかなりキラキラになりますので、眼を強調する場合は役立つでしょう。
濃い赤のリップを塗る
色々とど派手な色をしているマレフィセントですが、唇だけは人間の色をしております。しかし、より際立たせる必要がありますので、濃い目の真っ赤なリップを用意した方がマレフィセント風に仕上がってくれます。
眉や頬骨や鼻筋のファンデーションも濃い目という特徴がありますので、唇だけ薄いと違和感が逆に発生するのです。なので、唇も強調するために濃い色の赤を用意してください。
難易度は高いようで低い
魔女メイクはどの魔女をモチーフにして実行するのかで難易度は多少上下いたしますが、基本を抑えることができればそこまで難易度は高くありません。むしろ、魔女となるための服装を用意する方が苦戦してしまうでしょう。
また、魔女はいろんな童話や映画、漫画やアニメで登場するので人によってはイメージが全く異なることもあります。なので、自分がイメージする魔女とはいったい何なのかを再認識してから実行した方がいいでしょう。