この結婚は失敗だったと思った3事例。失敗を防ぐアドバイスとは

:三日月さん
三日月さん
認定心理士の資格を保有。通信制大学で心理学を学んできました。

結婚は失敗だったと一時的な感情を抱いたとしても、ほころびの小さなうちに改善すれば夫婦関係も修復し、また二人で手を取り合っていけるのではないでしょうか?

ここでは、男女が結婚に失敗したと思う原因、そしてどうすれば結婚に失敗したと思わず夫婦円満に過ごせるのか?についてアドバイスしていきたいと思います。

どうぞご参考にしてください。

この結婚は失敗だったと思った時の体験談

ここでは、実際に“この結婚は失敗だった”と思ったことがある人、思っている人の体験談をご紹介したいと思います。

べた惚れされ結婚したのにモラハラ


高校生の時から付き合っていた彼に、彼が社会人になるタイミングでプロポーズされ結婚。学生のころから彼は私にべた惚れで常に優しくエスコートしてくれ、彼とだったら幸せになれると確信しました。

結婚当初はお互い共働きでしたが、子どもができ完全に専業主婦となった私に対し、何かと「俺が稼いでやってる」というような強気な態度を取るようになってきたのです。確かに、夫は優良企業に勤め、20代でありながら年収1,000万以上と高給取りでしたから、私も文句が言えませんでした。ただ、あまりにも家事や子育てに対して協力しようという姿勢が全く見られず、お前がして当たり前という感じだったので、私も不満が大きくなってきました。

ワンオペ状態の子育てと、夫のモラハラでうつ状態になってしまい、今は実家で両親に子育てを協力してもらいながら夫とは別居状態が続いています。

こんな状態になっても、未だに思いやりのかけらもない夫とは今後別れるつもりです。

義理の親と義姉にののしられる私を助けようとしない夫


同居していた義理の親とささいなことがきっかけで揉めたとき、義姉も出てきて一方的にののしられました。それを目の当たりにして、かばうわけでもなく何もしようとしない夫にガッカリ。思い切って離婚を切り出したところ、同居を解消することに。その後、夫も努力してくれ夫婦関係は修復できましたが、あのときは本当にこの結婚は失敗だったと思いました。

家族より自分の趣味を優先するバカ夫


夫は結婚する前から趣味で車を3台保有していました。結婚したら駐車場代や維持費がもったいないので、普段乗り用の1台だけ残してあとの2台は売るという約束でしたが、「頑張って稼ぐからあと1台だけ趣味用に置いときたい」と頼まれ続け、私が折れる形で趣味用の車を1台売らずに保有することとなりました。

それから一向に収入が上がらない夫に対し「趣味の車を売ってほしい」旨を伝えても、「頑張って稼ぐから」の一点張り。さらに、毎月あれが欲しい、これが欲しいと家族より自分の趣味ばかりを優先する夫に対し不満が爆発しそうです。

結婚を失敗する人の共通点や特徴

結婚して幸せな家庭を築く人もいれば、結婚して逆に生きづらくなる人、すぐに別れを選択する人など、結婚後の幸福度は本当に人それぞれです。なぜ、あんなに憧れていたはずの結婚なのに後悔してしまうのか?結婚を失敗する人の共通点や特徴についてまとめました。

相手の職業や年収などの条件にしか興味がなかった人

結婚を失敗する人の共通点は結婚をスタート地点ではなく、ゴール地点だと思っていたことにあります。結婚はあくまで他人との共同生活のスタート地点です。条件の良い人と結婚すれば幸せになれると思っていたら大間違いです。

結婚生活はお互いが思い合わなければ続くものではありません。結婚相手を見極めるうえで、経済力は確かに重要な要素の一つですが、職業や収入は結婚してからも不変とは限りません。

もしもパートナーの健康状態に問題が生じ、収入が下がったとしても相手を思いやれるか?そこまで考えず、目先の条件に惹かれ結婚した人は、イレギュラーな事態が起こった時に「こんなはずじゃなかった」となりかねません。

結婚すること自体に重きを置きすぎた人、焦りから結婚した人

友人がどんどん結婚していったり、年齢的なものから焦りを感じ、相手との結婚生活を十分想定することなく結婚した人は共同生活をしていく中で相手と価値観が全然違うことに、後から気づくことになります。

離婚の原因の1位は性格の不一致です。金銭感覚や、子どもの教育方針など生活をしていく上で夫婦で足並みを揃えていかなければならないことは沢山あります。

もちろん、相手を想う気持ちを持つことができれば、自分の気持ちばかり通そうとせず譲り合いながら上手くやっていけるのですが、相手よりも結婚すること自体に重きを置いていた人は「あの時、焦って結婚するんじゃなかった」と後悔しがちです。

男性が結婚に失敗したと思う原因

では、具体的に男性は女性のどんなところで結婚に失敗したと思うのでしょうか?

性格や態度の急変

結婚後、または出産後、急に性格や態度が変わったことに対する不満です。付き合っていた頃はおしとやかで優しかったのに、結婚したら鬼嫁に一変した、マメだと思っていたが結婚したら家事もろくにしない等、結婚前後のギャップにがっかりしてしまうケースです。実際に、最近は妻の暴言暴力が原因で離婚というケースも増えているのが現実です。

体形やファッションの変化

付き合っている時は、細身でいつも身だしなみを気にしていたのに、結婚後は激太り、身だしなみどころかいつも部屋着…。と女性らしさが見られなくなった妻を見ると幻滅し結婚に失敗したと思う男性は少なくありません。

結婚前とあまりにも変わり果てた妻を女性として見ることができず、セックスレスに発展⇒浮気発覚というパターンから離婚に至ることもあります。

女性が結婚に失敗したと思う原因

では、女性が結婚に失敗したと思う原因は何なのでしょうか?男性は女性の結婚前、結婚後の見た目や態度の変化に不満を持つのに対し、女性はやや複雑です。

性格や価値観の不一致

妻は将来のためにもっと貯蓄したいと考えているのに、旦那はもっと今を楽しむためや自己投資にお金を使いたいなど、趣味や将来に対しての考え、金銭感覚の違いは夫婦関係の危機を招きがちです。

それだけでなく、脱いだ靴下を片付けない、トイレや洗面台の使い方が汚い、足音がうるさいなど些細なことでも日々積み重なると大きな不満につながっていきます。

女性は日々の不満を溜めるだけ溜めてある日爆発させる傾向があるため、取り返しのつかない喧嘩に発展することがあるのです。

家事の分担に関する不満

最近は、共働き夫婦が増えており、女性も男性と変わらない責任感で同じだけの仕事量をこなしている人も多いです。それなのに、いまだに古い価値観を持ち、「家事は女性がやるもの」と考える男性も決して少なくはありません。私もあなたと同じだけ働いているのに、どうして私だけが家事をしないといけないの?と不満が募るのです。さらに子育てもろくにできない夫となると、憎しみしか湧いてきません。

子どもに関すること

育児に関わらないのはもとより、子守を頼んでも、YouTubeばかり見せたり、漫画本を買い与えたり。自分はスマホばかりいじって子どもの危機管理を怠る。なのに、ご近所にはイクメンアピール。

旦那に育児を頼むくらいならワンオペのほうがよほどストレスが溜まらない。離婚して子どもと私だけで暮らす方がよほど幸せかも。そう感じる女性は少なくありません。

結婚に失敗したと思わないようにするには

誰しも、結婚に失敗したなんて思いたくないものです。ここでは、結婚に失敗したと思わないために必要な結婚前の心構えと、結婚後の考え方についてアドバイスしたいと思います。

結婚前:自分が結婚に一番求めるものとは何か?自問自答する

自分が結婚に一番求めるものは何か?お金なのか?夫婦で一緒に過ごす時間なのか?例えば、夫婦で一緒に過ごす時間が大切と考える人は、多少収入は低くても一緒に過ごせる時間が多い夫の方が、高収入だけれども朝から晩まで仕事で家にいない夫より結婚して幸せを感じることが多いでしょう。お金が一番という人はその逆になります。

このように、結婚する前には必ず、自分が結婚に対して譲れないものは何なのか?を明確にし、その譲れない部分を軸に置いて相手を探すことをおすすめします。

結婚後:思いやりの心を忘れない、感謝や不満の心は溜めずに伝える

結婚とはこれまで全く違った人生を歩んできた2人が1つ屋根の下で暮らすことです。育ってきた環境が違うため、それぞれ違った常識や習慣があり、その中で不満が出てくるのは当たり前のことです。

相手には相手の考え方があり、自分が正しいとは限らないことを頭に入れ常に思いやりの心を忘れなければ、時に意見が食い違ったとしても腹を立てずに寛容な気持ちで受け止めることができるでしょう。

また、ささいなことでも「ありがとう」と感謝の気持ちを言葉に出して表すことや、不満があれば溜めずにその時伝えることが大切です。円満な関係を築いている夫婦は普段からしっかりコミュニケーションができています。

まとめ

夫婦はもともと価値観の違う他人同士です。良好な夫婦関係を維持していくためには、お互いの努力が欠かせません。相手の短所ばかりに目がいきがちですが、短所と長所は表裏一体です。夫は大食いだから食費が高くなる=他人より体力があって力仕事も任せられる。妻は家事がいい加減。=細かいことを気にしない、おおらか。といった具合に受け取り方しだいで形が変わります。ケンカも互いの価値観を伝え合う深いコミュニケーションで夫婦だからこそできる体験です。危機を乗り越えるたびに夫婦は強くなります。相手を尊重しながら自分の意思もしっかり伝えられる。そんな夫婦になれると良いですね。