尋常性白斑の症状と治療法!

あまり聞いたことがないかもしれませんが、尋常性白斑という症状があります。これは慢性的な皮膚疾患となりますが、この白斑を持っている人は非常に深く悩んでいるのです。

白斑は、皮膚の色素が損失、消失してしまうという病気で、著名な方の中にも、この症状に苦しむ人がいます。後天的疾患といわれていますが、環境によっておこる可能性も秘めている疾患です。

尋常性白斑について

尋常性白斑というのは、皮膚の一部がまるで脱色したように白く抜けてしまう病気で、皮膚疾患となります。この病気の原因はいくつか考えられていますが、いまだ解明に至っていないのです

今尋常性白斑についてわかっていることは、皮膚表皮、また基底部と呼ばれる部分の毛母に存在するメラノサイトという細胞が破壊される、もしくは機能が停止してメラニンを作れなくなるとことだけになります。原因はいくつか考えられていますが、そうではないかという段階に過ぎないのです。

10代~30代によくみられる症状

この尋常性白斑は主に、10代から30代くらいで発症する事が多く、老人でも白斑がみられますが、この場合老人性白斑とされます。若い世代で発症する事が多いため、親御さんも本人も悩みが大きくなるのです。

白斑はまるで漂白したように皮膚の色が白くなってしまう疾患なので、見た目の印象が強く変わります。それによってこの疾患を持っている人、ご家族は苦しむことが多いのです。

治りにくい症状として知られている

様々な病気の治療方法が確立され、がんですらできる場所にもよりますが、早期発見すれば完治に結びつけることができる現代になります。でも、尋常性白斑の場合、確固たる治療が確立されていることもなく、また確実に治す方法もないのです。

見た目に変わるだけだからという人もいますが、見た目が変わることは人にとって、深刻な悩みになります。美容上、また社会生活の中でストレスを受けることも多いのです。

感染することはない

昔、この症状を発する患者さんについて、偏見から皮膚病が移るといわれていましたが、尋常性白斑は皮膚病の中でも観戦する病気ではなく、また皮膚の疾患としては外来患者の中で1%から2%程度存在します。それほど珍しい病気とも違うのです。

自己免疫疾患の症状の1つ

尋常性白斑の完全な原因は医療の研究からつかめているということはありませんが、自己免疫疾患の一種ではないかとされています。ただあくまでも諸説の中の一つということです。

自己免疫疾患のほかに、神経に関して何らかの不具合があるのではないかとされています。ただこの原因についても詳細が分かっているわけではないのです。

尋常性白斑の症状について

尋常性拍伯の症状は、皮膚の色が抜けるという代表的な症状があります。この症状は、皮膚に存在するはずのメラノサイトという細胞が破壊されている、もしくは損失していろいろな症状が出てくるのです。

いくつかの型があり、それによって出てくる症状も違いがあります。全身にくまなく表れることもありますし、手等の部分的に出てくることもあるのです。

足に白い斑点が見られる

足など、部分的に白い斑紋がみられることもあります。足でも目立たない部分ならいいのですが、人の目に見える部分だと患者さんは辛い思いをすることもあるようです。

小さい斑紋がみられることもありますし、大きなものもあります。尋常性白斑の症状はそれぞれで軽い人もいれば重い人もいるのです。

手のひらや腕に白い斑点が出ている

手のひらや腕などに白い斑紋がでてきて、親御さんが心配し医療機関を受診するということもあります。手のひらなどはかなり目立つ部分で、お子さんにある場合、お友達から気持ち悪いといわれたりして、精神的に辛い思いをすることもあるようです。

腕にも白く抜けてしまう症状が出てくることもあります。人によって腕や手に出てくる斑紋の大きさもバラバラです。

胸や腹部に白い斑点が出てくる

手足などの目立つ部分ではなく、胸、腹などのやわらかい部分に斑紋がでることもあります。この場合、普段は隠すことができますが、女性の場合、結婚するときに悩むなどやはり精神的に辛い思いをする方もいるようです。

男性も女性も、背中、おなかに白斑がでてくることがあります。体の片側だけに出てくることもあるようです。

背中に白い斑点が突然現れる

気が付かずにいたけれど、鏡を見たら背中に白斑があってびっくりしたという人もいます。徐々に大きくなるというよりも、いきなり出てきたと感じる方も多いのです。

白く抜けてしまうという症状なので、見た人は感染するのでは?なんて思う人もいて、やはり皮膚疾患の中でも精神的に辛い病気とされています。前向きに治療を進めていくためにも治療方法などを理解すべきです。

紫外線療法の種類

尋常性白斑の治療としては、紫外線療法を行う人が多いといわれています。ただ、確固たる治療法として、これをすれば白斑がなくなるということではないのです。

そのため、改善する可能性があるけれど、治ることは難しいと思っておく方がいいと思います。白斑のほかに、皮膚疾患として紫外線治療はアトピー性皮膚炎や湿疹、円形脱毛症などにも利用されているのです。

PUVA療法

PUVA療法は、光感受性薬剤を塗布、内服し、長波長紫外線、UVAを照射するという光化学療法となります。照射してから遮光が必要です。

また、照射範囲が広範囲となるので、白斑部分以外、健康な皮膚にまで影響をおよぼします。過剰照射すると日焼けのような症状がありますし、長期間の使用は癌リスクを向上させる方法です。

UVB療法

ほとんどの皮膚科で利用しているのが、ナローバンドUVB治療でUVB治療といえば、ナローバンドUVB治療と思っていいと思います。UVBも日焼けを起こす紫外線で、中波長紫外線と呼ばれるものです。

日焼けするとひりひりした状態になりますが、これがUVBによる日焼けとなります。こうした光を利用した治療が、UVB治療と呼ばれているのです。

ナローバンドUVB療法

UVB両方な内服などの必要がなく、ナノメーターと呼ばれる中波長紫外線UVBを利用し治療する方法となります。治療に効果がある波長だけを利用するので、日焼け状態などの副作用の心配がない方法です。

ただ、照射する範囲が広くなるので、健康な皮膚も照射され組織に影響が出ることもあります。いずれにしても、この方法で完全に回復するとはいえず、白斑の発見が遅ければ遅いほど、治療効果が少なくなるといわれているのです。

尋常性白斑の治療方法について

尋常性白斑は治療が確立されていないので、どの治療が効果を発揮するか、その患者さんによって効果がある方法を見つけつつ治療することになります。免疫抑制剤による治療や漢方薬の治療、また紫外線療法などが利用されているのです。

何れの治療も白斑が早期の段階で始めるほど効果が出てくるといわれています。白斑を見つけたらすぐに医療機関に相談すべきです。

免疫抑制剤で免疫の働きを抑える

尋常性白斑の治療として免疫抑制剤を利用して、免疫の働きを抑制するという方法があります。この治療を行うことで、副作用も出てくることがあるのです。

免疫が抑制されるので、風邪などの病気にかかりやすくなることもあります。また副作用としては、下痢、脱毛、高血圧などがあげられるのです。

漢方薬で副作用の心配のない治療

漢方薬の治療は継続的にある程度の期間行う必要があります。動物、植物などの薬効がある生薬と呼ばれる薬を組み合わせて利用する治療です。

尋常性白斑の場合、田七人参などがよく利用されています。漢方薬の場合、免疫抑制剤とは違い副作用はないとされる方法です。

ビタミンD3で皮膚細胞の増殖や炎症を抑える

ビタミンD3は、皮膚細胞の増殖や炎症を抑制できるビタミンといわれています。このビタミンD3の治療については、ステロイドと共に併用すると効果が高いといわれている方法です。

ただしこのお薬にも副作用があります。痒み、紅班などがでてくる可能性があるのです。

副腎皮質ステロイド薬で免疫の働きと炎症を抑制

ステロイドによる治療は、免疫の働きや炎症を下げる効果があります。免疫力が低下するので、免疫抑制剤と同じように、病気にかかりやすくなる方法です。

そのため、風邪などにかからないように注意が必要です。また骨粗しょう症や高血圧、糖尿病などの副作用リスクがあります。

紫外線療法で症状を改善

免疫抑制剤、ステロイド、漢方薬、そしてビタミンD3等の治療のほかに、紫外線療法という方法も効果的です。白斑がでている部分に、紫外線を当てます。

副作用としては健康な皮膚が炎症する可能性、やけど、ほてりなどです。またこの治療を継続的に長期間行うことで癌リスクが高くなります。

脱色療法で白斑が目立たないようにする

皮膚に白斑がみられない部分を脱色によって白くすると方法が脱色両方です。モノベンゾン等の外用薬を利用し、脱色します。

白斑が体の半分以上に見られる場合や、そのほかの治療を行っても、効果がみられない場合、利用する方法です。かゆみ、かぶれ、皮膚の赤み等の副作用があります。

尋常性白斑に関する商品を紹介

尋常性白斑はまだいろいろなことが解明されていない病気です。でも、皆さんこの病気にかかっている方は前向きに、一生懸命治療に励んでいます。

この精神的に辛い病気をサポートしようと、たくさんの尋常性白斑について商品が登場しているのです。効果が期待できるかどうか、症状によっても違いがあると思いますが、こういう商品があることを理解しておくことも治療の知識になるはずです。

尋常性白斑(白なまず)に効く驚異のエキス

治る人もいれば、改善しない人もいる、尋常性白斑についてはそのメカニズムが解明されておらず、治療法も確定していないので、様々な方法を試す方もいます。この本はあるエキスを利用したことで白斑に効果がみられたという人の情報が載っているものです。

誰にでも効果があるとか、必ず効果があるというものではないので、こういうエキスもあるのだ、こういう改善を行った人がいるのだという気持ちで読む本です。必ずしも、誰もがこの方法がきいたということはないので情報、知識として受け取ってほしい本になります。

マーシュフィールド SC カラープラス


尋常性白斑の患者さんは見た目が変化してしまうことに大きなストレスを感じています。今までなんともなかった皮膚の色が急に白く、脱色したように抜けていくのですから、やはりショックです。そんな白斑を自然にカモフラージュできる商品があります。

「マーシュフィールド SC カラープラス」という商品です。この商品を1本持っていることで、様々な色の濃淡を実現できます。皮膚によくないパラベンなどは含まれていませんが、皮膚疾患の方が利用する商品なので必ずパッチテストを行ってから利用すべきです。

まとめ

尋常性白斑という皮膚疾患に苦しむ人がいるということを、まったく知らない人もいます。でもこの病気を知ると、知れば知るほど、精神的にストレスを受ける事が多い病気だと感ジル人が多いはずです。いきなり肌に漂白剤をかけたように白く抜けてしまうのですから、これは大きなショックだと思います。

白斑に関しては医療関係者などが必死に研究を重ねているようです。現代医学においてまだ解明できない白斑の治療ですが、この先、きっと効果的な治療やメカニズムの解読が少しずつ進められていると思われます。

いくつかの治療方法があり、その治療によってかなり症状が改善される方もいるようです。副作用などのリスクもありますが、早期治療を開始する事で改善も違ってくるといいます。もし白斑のような症状があるということなら、急ぎ、皮膚科を受診し、検査してもらうべきです。