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まつ毛が抜ける原因は?
目ヂカラを強調するのに必須で重要な存在であるまつ毛ですが、まつ毛が少ないとどこか物足りないアイメイクになってしまいます。それでは、なぜまつ毛は抜けてしまうのか、まずはその原因を知っていきましょう。
まつエク、つけまつ毛によるダメージ
まつエクをすれば、外国人のようにくるんとカールしたボリューミーなまつ毛にも、お人形のような長いまつ毛にもなれます。取り外しが簡単なつけまつ毛も、自分で手軽になりたいまつ毛にすることができます。
しかし、まつエクや付けまつ毛に使用する接着剤は、想像以上にまつ毛に負担をかけていて、そのダメージによってまつ毛が抜けてしまうことにはあまり注目されていません。
まつ毛の負担を軽減するように、刺激や負担となる成分を使用しない優しい接着剤は出ていますが、やはり人工的につける物自体、まつ毛には負担となってしまっているのです。
まつエクは専用の接着剤で付けますが、外すときもサロンで専用のリムーバーを使って外してもらいます。つけまつ毛はメイク落としをする前に外しますが、引っ張って外そうとするとまつ毛には大きな負担がかかってしまうことも。
まつエクもつけまつ毛も、つけるときと外すとき、付けている間もまつ毛には負担をかけてしまうため、まつげが抜ける原因になっているのです。
ビューラーの使いすぎor使い方を間違えている
ビューラーを何度も使ったり、力を入れてカールをつけようとしたりすることはありませんか?多くの方が、根元からまつ毛を挟み力を入れて上に引き上げようとしがちです。
本来ビューラーを使うのに力は必要ありません。一気にしようとせず、根元、中間、毛先と、三段階に分ければ力を入れなくても綺麗なカールを簡単に作ることができます。
ビューラーにはゴムが付いていますが、ゴムは使用する度に劣化していきます。劣化が進むとゴムが割れてしまい、ビューラーの金属部分がゴムにくい込んだようになってしまうことも。
この状態で使い続けるとゴムがクッションの役割を果たせなくなりまつ毛に負担が集中してしまい、まつげが抜ける原因にもなるので要注意です。
季節の変わり目はまつ毛が抜けやすい
髪と同じで、まつ毛も季節の変わり目は抜けやすい状態です。寒暖差が激しくなり体のバランスが崩れると、ホルモンバランスや自律神経も乱れやすくなり、無意識でも体がストレスを受け、まつ毛が抜け落ちてしまっている可能性もあるでしょう。
クレンジングの時に目元をゴシゴシ擦っている
つけまつ毛やマスカラ、アイラインやアイシャドウなどのアイメイクは、専用のリムーバーじゃないと落とせない物もあります。普通のクレンジングで落とせる物でも、汚れを落とそうとする意識が働くと、つい目元をゴシゴシと擦ってしまいがちです。
洗顔は汚れを落とすことが目的ですが、顔は体の中でも皮膚が薄くデリケートな部分です。特に目の周りは超デリケートと言ってもいいくらいでしょう。
そんなところをゴシゴシとこすれば、まつ毛の土台となるまぶたにも負担をかけますし、まつ毛自体にも負担をかけてしまい、抜けてしまう原因になります。
汚れや落としたい物の質に合ったクレンジングを使っていれば、ゴシゴシとこすらなくても十分に汚れは落とせます。クレンジングのときだけでなく、洗顔のときやタオルで顔を拭くときもゴシゴシ擦るのは控えましょう。
生活習慣の乱れによるもの
生活週間の乱れは体全体に影響を与えてしまうため、まつ毛が抜ける原因にもなります。生活習慣というのは生活サイクルだけでなく、食事や睡眠、飲酒や喫煙など全てにおける習慣のことです。
どれか一つでも大きくバランスを崩すと、それが全体のバランスに影響して、結果的に全身に様々な症状を発症させてしまう恐れがあります。
健康なまつ毛を維持するには、メイクや洗顔への注意はもちろんですが、食事から摂る栄養も重要です。睡眠不足が続けば体に疲労が蓄積され、血行不良からの代謝の低下により健康なまつ毛を維持できなくなります。
毛周期
まつ毛の毛周期は、頭髪と違って3週間~4ヶ月とかなり短いサイクルなので、まつげが抜けている原因のは単なる毛周期のせいであることも多いでしょう。毛周期のせいで抜けている分には正常なことなので、特に気にする必要はありません。
まつげを傷めないクレンジング方法
まつ毛へのダメージを抑えるには、メイクを落とす時にもさまざまなポイントがあります。ただクレンジングするのではなく、そのやり方にもコツがあり、まつ毛をいたわったクレンジング方法を知る必要があります。
まつげを傷めない正しいクレンジング方法を詳しく見ていきましょう。
マスカラリムーバーをまつげに塗る
マスカラリムーバーを、上下のまつげに根元から毛先までしっかりと塗りましょう。マスカラ用リムーバーはコームタイプになっているものがほとんどなので、コームでまつ毛をしっかりと梳かすように塗っていきます。
コットンにアイメイクリムーバーをたっぷり含ませ、目元に乗せる
2枚のコットンに、アイメイクリムーバーをたっぷり含ませ、両目の上に乗せます。液をたっぷり使用しないと、結局擦ってしまう事になり、色素沈着に繋がるので気をつけましょう。
コットンで目元を軽く押さえた状態で数秒待ち、そのまますっと下に下ろす
コットンで目元を軽く押さえた状態で数秒待ちまつげにしっかりとなじませて、そのまますっと下に下ろすようにして拭き取ると、綺麗に落ちます。
コットンを折りたたんで下まつげや細かいところを優しくオフする
コットンを半分に折りたたんで折り目の部分を使い、下まつげや細かいところに残っているアイメイクを優しくオフしましょう。
完成
以上でまつげを傷めないクレンジングが終了です。アイメイクを優しく丁寧に落とす事でまつ毛への負担も抑えられるので、ぜひ実践してみてください。
まつげへのダメージ軽減!ビューラーの使い方をおさらい
普段からアイメイクの為にビューラーを使い過ぎていたり、その使い方を間違っていたりすると、まつ毛は抜け落ちやすくなってしまいます。きちんと正しいビューラーの使い方を知り、まつ毛にダメージを与えないよう注意しましょう。
まつげへのダメージが極力軽減できる、基本的なビューラーの使い方をおさらいしていきます。
ビューラーの上の部分を上まつげの根元に当てる
まずはじめに、ビューラーの挟む部分の上の方を、上まつげの根元に当てましょう。
ビューラーを軽く上まぶたに押し当て、まつげの根元を引き上げる
ビューラーの一番上の部分を軽く上まぶたに押し当てると、まつげの根元が自然と引き上がります。
ビューラーでまつげを軽く挟む
ビューラーで、上まつげの根元を軽く挟みましょう。
まつげを下に引くようにして根元〜中間〜毛先と挟む
まつげを下に引くようにすると、簡単にナチュラルなカールのクセがつきます。根元〜中間〜毛先と三段階にスライドさせて挟み、きれいなカールを作っていきましょう。
挟んだ後に上に引き上げがちですが、そうするとまつ毛が直角になり不自然なカールになってしまうので要注意です。
完成
以上で、ビューラーを正しく使ったまつげのカールが完成です。

まつげ美容液の効果的な使い方
まつげ美容液の効果的な使い方をご紹介します。まつ毛を抜けにくくするだけでなく、まつ毛を健やかに育てるためのマツ育にも一役かってくれるでしょう。
メイクを落としまつげの余計な油分を拭いておく
まずはじめに、メイクをしっかりと落としておき、まつげの余計な油分や汚れを拭いておきましょう。
チップに液を染み込ませる
チップを容器に出し入れし、美容液を染みこませます。
根元から毛先に向かって、まつ毛を伸ばすように塗っていく
まつ毛の根元から毛先に向かって、チップを左右に小刻みに動かし、まつげ1本1本にしっかりとなじませていきましょう。
下まつ毛も根元から伸ばすように塗り、乾くまで待つ
指で下まぶたを軽く押さえて下まつげを出し、まつ毛の根元から毛先に向かって丁寧に伸ばすように塗り、乾くまで待ったら完成です。
使用したアイテムは「スカルプD / SDBピュアフリーアイラッシュセラムSSC2〈まつげ美容液〉」
ピュアフリー設計でオイル、アルコール、シリコン、パラベン、合成香料、合成着色料、界面活性剤』不使用。アレルギーテストも実施しており、敏感な目元を考えた優しい使い心地です。
抜けにくい健やかなまつげに!おすすめまつげ美容液5選
きれいで健康的なまつ毛を維持するために、是非まつ毛美容液を活用しましょう。おすすめのまつげ美容液を厳選して5つご紹介するので、その効果をきちんと知って試してみてください。
ベリタス ラピッドラッシュ
まつ毛の補修補助成分「ヘクサチン®1複合体」が、マスカラやまつ毛パーマ、エクステなどで傷んだまつげを、弾力に満ちた艶やかな状態に整えます。目頭から目尻に向けて、スーッとアイライナーのように塗るだけでとても簡単です。
キャンメイク ラッシュケア エッセンス
ビワ葉エキスやセージ葉エキスなどの7種の植物成分配合で、まつげを優しくトリートメントしてくれるまつげ美容液です。根元からたっぷり塗れるチップタイプです。
ナリス ラッシュラボ セラム
エクステの上からでも使えるまつ毛用美容液です。オリジナル処方&チップで目元の印象をしっかりとUPさせてくれるでしょう。無香料・無鉱物オイル・無タール系色素。
レフィーネ cobo アイラッシュ まつげ美容液
12種類の美容成分配合で、美しいまつげへと導いてくれるまつげ美容液です。デイリー使いにぴったりで塗りやすく、毎日安心して使えます。ホップ花エキス、カミツレ花エキス、センブリエキス配合です。
まとめ
まつ毛はメイクに欠かせないパーツなので、それだけに普段からのケアも大切です。普段何気なくやっていることが、まつ毛に負担をかけていることは意外に少なくありません。
ちょっと意識を変えるだけでまつ毛をいたわることができるので、是非実践してみてください。メイクの落とし方やビューラーのお手入れに注意することでも、まつ毛への負担を減らして抜け毛を予防できます。
健康なまつ毛をキープできれば、アイメイクも綺麗に仕上がるようになるので、日頃からの意識が重要です。