脂肪燃焼ってどんな仕組みで行われているの?おすすめの脂肪燃焼方法とは?

美ボディを求めてダイエットに励む女性は少なくありません。ダイエットは女性の永遠のテーマであり、さまざまなダイエット法がメディアや雑誌で紹介される度に、新しいダイエット法にチャレンジする姿がみられます。あまり運動を得意としない女性にとって、なるべくきつい思いをせずに楽に痩せたいというのが共通の願いですが、ダイエットの種類によっては効果に疑いがあるだけでなく体調を崩してしまうものもあります。

効果的にダイエットをするには、肥満の原因となる脂肪を燃焼することが重要です。しかし、脂肪燃焼の仕組みから理解しておかないとダイエットをしても思うような効果が出ない場合もあります。例えば、肥満細胞という細胞がありますが、これはアレルギー反応と深い関係があるものの肥満に直結する細胞ではありません。

脂肪燃焼のためには肥満細胞ではなく脂肪細胞に着目する必要があるのです。そこで、脂肪燃焼の仕組みやおすすめの脂肪燃焼の方法について解説します。

脂肪細胞の2つの種類

肥満やダイエットと深く関連しているのは2種類の脂肪細胞です。脂肪細胞というとそれがあるだけで肥満になると考えがちですが、脂肪細胞は、もともと脂肪の合成、分解、蓄積などに関わる細胞であり、脂肪細胞が増殖、肥大することで肥満傾向になることが明らかにされています。

脂肪細胞には幼児期までにその数が決まっており、減少することがないため肥大させないようにしなければならないものや、働きを活性化することでダイエットの効果を得られるものがあります。

効果的に脂肪燃焼するためには、カロリーを蓄積する働きがある白色脂肪細胞と脂肪燃焼作用がある褐色脂肪細胞の2つの脂肪細胞の特徴について理解するとともに、運動や食事など効果的な働きかけをすることが必要となります。

カロリーをため込む:白色脂肪細胞

白色脂肪細胞は、脂肪細胞のほとんどを占める脂肪細胞でエネルギーとして変換されない栄養分を脂肪として体内に蓄積する働きがあります。胎児期、乳児期、思春期に集中して増殖する細胞であり、一度できた細胞はその後減少することがありません。白色脂肪細胞は、最大15倍程度まで膨張することが知られており、肥大することによって脂肪太りとなります。

白色脂肪細胞は、体のさまざまな部分に存在しており、特に下腹部や尻、太ももや内臓などに多くあるため、皮下脂肪、内臓脂肪の両面から肥満の大きな原因となることがあります。白色脂肪細胞を肥大させないためには、カロリー摂取量を少なくすることや基礎代謝量をあげることが有効ですが、それだけでなく脂肪燃焼作用がある褐色脂肪細胞を活性化させることが大切です。

脂肪を燃やす:褐色脂肪細胞


褐色脂肪細胞は、主に余分な脂肪を分解してエネルギーに変換して燃焼する働きをする細胞です。幼児期に多く成人するにつれてその数が減少していきます。白色脂肪細胞とは異なり、肩甲骨の周辺や首周り、胸や脇など体の限られた部分に少量しか存在しません。

褐色脂肪細胞は、肥大化することによって肥満傾向となる白色脂肪細胞まで取り込み、分解して熱エネルギーに変換させる働きがあります。本来正常に機能していれば肥満を防ぐ細胞として働いてくれるものですが、もともと数が少ないうえに加齢や代謝の低下などによってその働きが低下することから肥満傾向になりやすくなります。肥満解消のために効果的に脂肪燃焼したいのであれば、褐色脂肪細胞をいかに活性化させて脂肪を熱エネルギーに変換するかがカギとなります。

身体が脂肪燃焼する仕組み

人間は歩いたり走ったりなどの運動をしなくても、常にエネルギーを消費しています。高齢になると長時間寝られないという話をよく聞くことがありますが、これは眠るためにもエネルギーを消費するからです。生命を維持するために消費されるカロリーを基礎代謝といいますが、加齢や運動不足などによって基礎代謝が低下することも肥満の原因となります。

肥満を解消するためには、基礎代謝を上げることとともにいかに効率よく脂肪燃焼するかが重要となります。運動すればすぐに脂肪燃焼されるわけではなく、まずはエネルギー源として血中の糖質が使用されます。この段階で運動をやめれば脂肪が燃焼されることはありません。そこで、体が脂肪燃焼する仕組みをきちんと理解したうえで、効果的な運動や食事などの働きかけをする必要があります。

エネルギーが足りなくなる

空腹状態が長く続くとエネルギー切れの状態となり脳への血流も悪くなるため、思考力も低下します。そんなときに必要となるのが糖分の補給です。疲れたときい甘いものを食べると回復できるのも糖分がエネルギーに変換されるからです。

このように、人間はエネルギーが不足するとまず血液中の糖質をエネルギーに変換して消費しようとします。運動をするとエネルギー消費量が大きくなるため、肝臓や筋肉に蓄えられている糖質を消費してエネルギーに変換します。それでもエネルギーが足りないという段階になって初めて脂肪を燃焼してエネルギーに変換するというのが脂肪燃焼の仕組みです。

有酸素運動をしないと脂肪が燃焼されないと言われるのは、血液中や肝臓、筋肉に蓄えられた糖質を消費しきるまでに20分以上かかるからです。皮下脂肪や内臓脂肪を落としたいからといって短時間の運動をしても、脂肪が燃焼されることはないため、効果的に脂肪燃焼するためにはある程度の時間をかけて脂肪が燃焼されるのを待つ必要があります。

褐色脂肪細胞が活発化し脂肪分解酵素を生成する

褐色脂肪細胞は、体温を維持したり余分な脂肪を燃焼させたりする働きがあり、褐色脂肪細胞の働きが活性化されることによりエネルギー消費量が増大することで太りにくくなります。

運動をして糖質からのエネルギー補給だけでは足りなくなると脂肪分解ホルモンが分泌され、このホルモンによって褐色脂肪細胞が活性化されます。褐色脂肪細胞はもともと脂肪を燃焼する働きがあることから、活性化されることによって脂肪を分解する酵素であるリパーゼを生成して、脂肪燃焼を促進します。

肥満を解消するためには、脂肪燃焼作用のある褐色脂肪細胞を活性化することが重要となりますが、日本人の約3割は、褐色脂肪細胞に関わる遺伝子異常があると言われており、基礎代謝が低下して肥満傾向になる体質の人が多いと言われています。効果的に脂肪を燃焼するためには、褐色脂肪細胞の働きをできる限り活性化することが大切です。

脂肪分解酵素によって体の脂肪が分解される

運動などをすることによって血糖値が下がると、脂肪を燃焼させることでエネルギーに変換して血糖値を安定させようとホルモンの一種であるグルカゴンが分泌されます。このグルカゴンからの指令を受けて脂肪分解酵素がリパーゼを生成、分泌します。血液の流れに乗って白色脂肪細胞に運ばれたリパーゼは脂肪を遊離脂肪酸とグリセロールに分解します。

脂肪を分解するのに不可欠なリパーゼには、ホルモン感受性リパーゼとリポ蛋白リパーゼの2種類があり、ホルモン感受性リパーゼは脂肪細胞が抱えている中性脂肪の消化、リポ蛋白リパーゼは血中にある中性脂肪の消化に働きかけます。

2種類のリパーゼによって消化、分解された脂肪は遊離脂肪酸やグリセロールとなって血液中に放出されてエネルギーに変換されます。しかし、ここで生産されたエネルギーが全て消費されないと再び中性脂肪として蓄積されることになります。

血液中に溶けた脂肪がエネルギーとして使われる


肥満の原因となる皮下脂肪や内臓脂肪は、中性脂肪の状態で脂肪細胞のなかに備蓄された状態で存在しています。中性脂肪は簡単にエネルギーに変換できないため、脂肪分解酵素によって遊離脂肪酸とグリセロールに分解して血液中に放出する必要があります。放出された遊離脂肪酸、グリセロールは、血液中に溶け込んだまま、筋肉や脳などのさまざまな細胞に届けられることによってエネルギーとして消費されます。

このように、脂の塊のような形で体内にストックされている脂肪はそのままではエネルギーに変換することができず、分解して血液中に放出するためには、脂肪分解酵素、リパーゼの作用が不可欠となります。リパーゼは、中性脂肪を保存する柔らかい袋状の油滴のすぐ近くに存在していますが、油滴にブロックされているため容易に中性脂肪と接触することはできません。脂肪分解ホルモン、グルカゴンの分泌によってはじめて接触が可能になります。

脂肪を燃焼させる方法

脂肪と糖は、人間の生命維持や活動を支える2大エネルギー源であると言われています。肥満を解消するのであれば、糖でなく脂肪を燃焼することが必要ですが、エネルギー消費には順番があり脂肪だけを手っ取り早く消費することはできません。

安静時には主に血液中の糖質をエネルギーとして消費しています。また同時に血液中に溶けている脂肪も心臓や肝臓、消化器官などのエネルギー源として消費されています。

しかし、備蓄されている中性脂肪が自然に血中に溶け出して消費されることはなりません。ダイエットには運動が有効であると言われていますが、筋肉を動かし始めた際にまず消費されるのはブドウ糖です。血中のブドウ糖が不足することによって血中の脂肪、そして最後に蓄積された脂肪が燃焼されるという順番があることを知って、効果的に脂肪を燃焼させることが大切です。

有酸素運動をする


体内に備蓄されている脂肪を燃焼するためには、無酸素運動ではなく有酸素運動が効果的であることは周知のことでしょう。無酸素運動や筋トレや短距離走などで瞬間的にすばやく筋肉を動かす運動がメインとなります。一方で、有酸素運動はジョギングやウォーキング、エアロバイクや水泳など、運動自体のきつさはないものの、酸素をいっぱいに取り込みながらできるだけ長く運動をし続けることが基本となります。

運動をし始めてしばらくは、エネルギー源としてグリコーゲンや血中の脂肪が消費されるため、20分以上の有酸素運動をしないと脂肪が燃焼できないと言われています。有酸素運動は息が切れるほど負荷がかかる運動ではなく、自分のペースに合わせてたっぷりと酸素を吸いながら運動できます。食事制限だけでは筋肉が減少して基礎代謝が低下することもあるため、食事と有酸素運動の両方から脂肪燃焼を図るようにするといいでしょう。

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バランス良い食事を摂る


ダイエットで最も陥りやすいのが過度な食事制限です。摂取カロリーを減らすことはダイエットの近道のような気がするものですが、体に必要な栄養分が不足することで筋肉が減少して代謝が低下したり、体調を崩してしまったりすることにもなりかねません。また、絶食して飢餓状態になると防衛本能から消費エネルギーを極力減らそうとして基礎代謝が下がります。少ないエネルギーで動ける体になることは脂肪燃焼したい方にとってはマイナスの状態となります。

バランスのよい食事はダイエットの基本であり、脂肪として蓄積されやすい炭水化物の過剰摂取に注意しながら、多くのエネルギーを消費する筋肉をつくるための材料となるタンパク質を積極的に摂取することが大切です。ある程度糖質を制限することによって、糖質からではなく脂肪からエネルギー変換されやすい体にすることができます。

脂肪燃焼サプリメントを使う

バランスのよい食事や有酸素運動を取り入れてもダイエットで思うような結果が得られない、もっと効果を実感したいという方は、脂肪燃焼サプリメントを活用するのも有効な方法と言えます。

脂肪燃焼させるためには、燃焼を促す栄養素が必要であり普段の食事で不足しがちな栄養をサプリメントで補給することで、体質が脂肪燃焼モードに切り替わることも考えられます。ダイエットは代謝機能を高めることが大切ですが、糖の代謝にはビタミンB1、脂質の代謝にはビタミンB2、タンパク質の代謝にはビタミンB6、などといったビタミンB群が必要となります。

偏った食生活でビタミンB群が不足しているのであれば、サプリメントで補う必要があります。また、ダイエットで不足しがちになるミネラルやタンパク質、酵素、脂肪分解をサポートするカルニチンなど、必要量を食事だけで摂取することが難しい場合にも、手軽に飲めるサプリメントで補給できるのは大きな魅力と言えるでしょう。

おすすめの脂肪燃焼サプリメント

ダイエットをサポートしてくれる脂肪燃焼系のサプリメントにはさまざまな種類があります。カルニチンは、エネルギー源として備蓄されている脂肪を効率的にエネルギーに変換する働きをサポートしてくれる栄養素です。また、脂肪燃焼だけでなく疲労回復の効果もあるため、ダイエットのための運動中にサポートにもぴったりです。唐辛子などに含まれている辛み成分カプサイシンは、アドレナリンを分泌することによって発汗作用や脂肪分解を促進する働きがあります。

このように、脂肪燃焼をサポートしてくれる栄養成分にはさまざまな種類があり、サプリメントは1日の目安量を摂取するだけで、不足しがちな栄養分を補給しながら脂肪の燃焼を効果的に促してくれます。そこで、ネット通販でも人気のおすすめの脂肪燃焼サプリメントを紹介します。

DHC カルニチン 60日分 300粒


有酸素運動などでダイエットすると脂肪燃焼が高まるだけでなく基礎代謝の必須成分であるタンパク質が不足しがちになります。DHCのカルニチンは、ミネラル類やタンパク質を摂取できるだけでなく、糖質や脂質の代謝、消化をサポートしてくれます。1日の目安量を摂取すれば牛肉約550グラムに相当するカルニチンが配合されており、脂肪にアプローチしてエネルギーの効率的な産生のサポートが可能です。

カルニチンは、ただ飲むだけでダイエット効果が得られるものではなく、有酸素運動などをすることによってはじめて効果を実感することができます。アルコールや糖分の摂取が多い方、肉類をあまり食べない方、疲れやすい方などにもおすすめです。

DHC α-リポ酸 60日分 120粒


α-リポ酸は、体を構成するさまざまな細胞のなかにあるミトコンドリアのなかに存在するものです。ミトコンドリアには、心臓を動かしたり、呼吸をしたりといった生命を維持するために必要となるエネルギーを作り出す働きがあります。ミトコンドリアを活性化するα-リポ酸は、加齢によって減少することが分かっており、徐々に代謝が悪くなることによって肥満傾向となります。

αリポ酸は、レバーやほうれん草、にんじんやトマトなどに含まれていますが、食事で十分な量を賄うことは難しいものです。サプリメントで適切に補給することによって、エネルギーを作り出しやすくなるだけでなく、疲れにくくなるため、運動を伴うダイエットにはぴったりのサプリメントと言えるでしょう。

L-カルニチン(1000mg) 100錠 海外直送品


皮下脂肪や内臓脂肪など、体に備蓄されている体脂肪、中性脂肪はそのままの形でエネルギーとして消費されることはありません。脂肪分解を促すホルモンの働きかけによって、脂肪分解酵素であるリパーゼが分泌され、脂肪を遊離脂肪酸とグリセロールに分解されてはじめてエネルギーとして消費されます。エネルギーへの変換はミトコンドリア内で行われるため、ミトコンドリアの働きを活性させることで、脂肪燃焼の効率を高めることができるのです。

L-カルニチンが十分に補給されることで、分解された遊離脂肪酸がミトコンドリア内に侵入しやすくなり、脂肪燃焼を促すことが可能となります。海外直送品であり100錠入りのお徳用サイズなので、長く服用することができます。

明治 ヴァームダイエットパウダー ピンクグレープフルーツ風味 6g×16袋


強靭な生命力をもつスズメバチの研究から生まれたアミノ酸「V.A.A.M.」を原点にさらにアミノ酸研究を進めて進化したアミノ酸混合物「D-V.A.A.M.」が3000ミリグラム配合されています。「D-V.A.A.M.」は、脂肪燃焼に特化したアミノ酸であり、運動して脂肪を燃焼してダイエットしたいという方にぴったりです。

体を動かすことがベースとなるため、摂取するだけでなくしっかりと体を動かすことが必要となります。水に溶かすパウダータイプとなっており、トレーニングする場所で手軽に水に溶かして飲むことができます。運動による脂肪燃焼をサポートするサプリなので、運動する前に摂取することがポイントとなります。パウダータイプのほかにドリンクタイプ、ゼリータイプもあります。

まとめ


肥満に関係する脂肪細胞には、脂肪を蓄積する働きのある白色脂肪細胞と脂肪燃焼の作用がある褐色脂肪細胞があります。白色脂肪細胞は思春期までに数が決定されてしまい、その後減ることがないので、肥大させないことが重要です。一方で褐色脂肪細胞は、脂肪を燃焼する働きがあるため、いかに活性化させるかが肥満の解消に大きく影響します。

体脂肪はブドウ糖や血中の脂肪が消費された後のエネルギー源として備蓄されているもので、そのままでは、エネルギーに変換されることがありません。脂肪分解酵素の働きによって遊離脂肪酸とグリセロールに分解されて血中に溶け出すことによってはじめてエネルギーとして消費されるようになります。したがって、効果的に脂肪燃焼をするためには、バランスのとれた食事や有酸素運動などが必要であり、脂肪燃焼系のサプリメントを活用する方法もあります。