ベースメイクの正しい手順とおすすめアイテム
メイクの最重要パート、ベースメイク。一見、目立たない部分だけに自己流を貫き通している人も多いかもしれません。美しく崩れにくいベースメイクを仕上げることなしに、メイクの成功はあり得ません。まずは正しい手順とおすすめアイテムをチェックしましょう。
1.化粧水で保湿する
ベースメイクを崩さないために、たっぷりと化粧水で保湿します。肌の水分や油分が不足すると、皮脂が余分に分泌され皮脂崩れにつながります。化粧水は一度にたっぷりではなく、こまめに数回、肌がひんやりするまで肌に十分に入れ込みます。肌をパチパチたたくのではなく、なじませるようにやさしくつけるのがポイント。ベースメイクを美しく仕上げるために、土台となる素肌をしっかりと整えておくことが重要です。
ドクターシーラボVC100エッセンスローション 高濃度ビタミンC
100倍浸透型ビタミンC誘導体を200%使用し、美容液のように濃厚な化粧水が年齢とともに増える肌の悩みに多角的にアプローチ。肌の内側までより深く、早く浸透し、ハリと弾力のある透明肌を実現します。ローションに不可欠な成分である水は、富山湾の海洋深層水を100%使用。人体に含まれるミネラルバランスと類似しているため、肌への親和性が高く美容成分の浸透をサポートします。
安心の無香料、無着色、無鉱物油、パラベンフリー、アルコールフリー処方。とろっと美容液のように濃厚なテクスチャで、さわやかなグレープフルーツの香りです。現在は生産終了し、VC100エッセンスローションEXとしてリニューアル発売されています。
2.乳液やクリームで定着させる
化粧水で保湿をしたあとは、水分を蒸発させないように乳液やクリームでフタをします。ただ塗るのではなく、リンパマッサージをしながら肌になじませることで、余分な老廃物の排泄を促し、血行をよくしてくれます。血行がよくなることで顔色もよくなり、化粧ノリもアップ。
MINON(ミノン) アミノモイスト モイストチャージ ミルク
伸びがよく、すっと肌になじんで潤いを閉じ込めるミルクです。コクのある濃厚なテクスチャなのにべたつかず、乾燥でごわついた角質層にも浸透。なめらかな柔肌に仕上げます。
無香料、無着色、アルコール無添加、パラベンフリー、紫外線吸収剤フリー。お肌にやさしい弱酸性で、アレルギーテスト済み、パッチテスト済み、スティンギングテスト済み。敏感肌や乾燥肌にも安心な処方です。使いやすいプッシュタイプ。
3.ティッシュで油分をオフする
乳液やクリームを肌に十分なじませたら、広げたティッシュを顔にのせ、手のひらで軽くおさえます。ここで余分な油分をオフしておくことで、ファンデーションがムラなくフィットし、化粧崩れを防ぐことができます。とくにTゾーンは丁寧にティッシュオフしておくと、長時間テカらないベースメイクを実現できます。ゴシゴシこするのではなく、上から包み込むようにやさしくおさえるのがポイント。
4.日焼け止めを塗布する
紫外線から肌を守るため、日焼け止めを塗ります。UV効果のある化粧下地を使う場合、日焼け止めは省略可能。紫外線は真夏だけでなく、一年中、屋内にいても降り注いでいます。紫外線の刺激は、シワ、たるみなどの肌老化やシミ、そばかすの原因に。紫外線から肌を守るために、毎日の日焼け止めは欠かせません。使用量を手に取り、指の腹で顔の中心から外側に向かって伸ばしていきます。ムラができないよう、薄く均一に伸ばしましょう。
5.化粧下地を塗る
素肌のシワや毛穴をフラットな状態に補正して、ファンデーションをピタッと密着させてくれる化粧下地。Tゾーンなど、皮脂による化粧崩れを防いでくれる効果もあります。崩れにくいベースづくりには、化粧下地は不可欠なアイテムです。補正効果の高いものを使えば、色ムラ、毛穴、シミ、キメなど気になる悩みの数々をファンデーションで隠す必要がなくなるため、必然的にベースメイクは薄くなります。目の周り、小鼻などの細かい部分はとくに丁寧に、塗り残しのないように伸ばしましょう。
プリマヴィスタ 皮脂くずれ防止化粧下地UV
プリマヴィスタ最強の崩さない下地。汗、皮脂に強く、気温や湿度が高い日でもテカリのないファンデーションの仕上がりを持続。皮脂を抱え込み広げないオイルブロック処方で気持ちのいいさらさら肌が続き、気になる小鼻もテカリません。さらに肌への密着度が高く、目元、口元など肌がよく動くパーツでもファンデーションの取れやよれを防いでくれるから、時間が経ってもキレイな仕上がりが続きます。保湿成分としてヒアルロン酸とカミツレ花エキスを配合。無香料。SPF20/PA++。
6.コンシーラーでシミやクマを隠す
シミや目の下のクマなど、気になる部分をカバーするコンシーラー。適量をとり、指またはブラシでカバーしたい部分におき、指かスポンジでポンポンと周囲の肌の色になじませます。シミやそばかすが気になるときは使用するファンデーションよりも暗めの色、クマが気になるときはオレンジ寄りの色味を選ぶのがポイント。パウダーファンデーションを使用する場合は下地のあと、リキッドファンデーションを使用する場合はファンデーションのあとに使い、パウダーで仕上げます。
インテグレート グレイシィ コンシーラー
ひと塗りでシミ、そばかすを自然にカバーするスティックタイプのコンシーラー。べたつきのないサラっとした使い心地で、ピタッとフィット。気になる部分をピンポイントでカバーするのにおすすめです。紫外線から肌を守り、美しい仕上がりを長時間保ちます。無香料。SPF26/PA++。明るい~やや明るい肌色用のライトベージュと標準~やや濃い肌色用のナチュラルベージュの全2色展開です。
7.ファンデーションを薄く塗る
肌を美しく見せ、肌の色や質感を演出するファンデーションには、紫外線など外部の刺激から肌を守る働きもあります。ファンデーションは薄く、少なめにのせることで化粧崩れを防ぎます。頬、額、目の周り、小鼻、口周りというように、顔の内側から外側へ向かって、広い部分から細かい部分への順で広げるのがポイント。自然に見せるためには、顔の中心からフェイスラインに向かって徐々に薄くなっていくように伸ばします。
レブロン カラーステイメイクアップ
24時間落ちにくく崩れにくいのに潤うリキッドファンデーション。オイルコントロールしながら潤いを与えるタイムリリース処方で、テカリや皮脂崩れを防ぎ、24時間つけたてのキレイが長持ちします。ムラなく伸びて肌にフィットするから、気になる毛穴やシミもしっかりカバー。毛穴レス下地効果入りです。厚塗りにならず、赤ちゃんみたいな素肌感が持続。ナチュラルなソフトマット仕上げです。4つの植物性保湿成分にヒアルロン酸をプラス、オイルフリー、無香料、SPF15。全6色展開です。
8.フェイスパウダーで整える
フェイスパウダーはメイクのベタつきをおさえ、ファンデーションのもちをよくします。とくにリキッドタイプのファンデーションを使う場合は、フェイスパウダーで仕上げましょう。フェイスパウダーをパフにたっぷりとってよくもみこみ、パフをすべらせるようにふんわりと肌にのせていきます。最初は軽く全体をおさえ、徐々にしっかりとおさえていくのがコツ。目元や小鼻など細かいところは、パフを2つ折りにして丁寧につけましょう。目元にもしっかりのせることで、アイメイクの崩れも防ぐことができます。ソフトな印象の肌に仕上げるなら、粉状のパウダータイプ、外出先でのメイク直しには固形状のプレストタイプがおすすめ。
キャンメイク マシュマロフィニッシュパウダー
ベタつきもテカリもさらりとかわして、思わず触りたくなるようなふんわり美肌に仕上げるフェイスパウダー。毛穴や色ムラをキレイにカバーしてくれるのに、天然ミネラルパウダー配合で素肌感のある軽い仕上がりです。テカリや汗によるメイク崩れを防いで、マシュマロのようなふわっとした甘顔に。持ち運びに便利なコンパクトタイプで、ミラーと専用パフ付きです。お肌をパッと明るくするマットオークル。無香料、無鉱物油、アルコールフリー、アレルギーテスト済み、SPF26/PA++。全4色展開です。
ベースメイクを上手に仕上げるコツ
最後にベースメイクを上手に仕上げるコツを見てみましょう。コツを抑えて、手順どおりに丁寧なベースづくりをすることで、メイク後の肌がキレイになったと実感できるかもしれません。ぜひ参考にしてみてくださいね。
リキッドファンデや美容液はハンドプレスで浸透させる
リキッドファンデや美容液は、両手のひらで顔を包み込むようなかたちのハンドプレスでしっかりと浸透させましょう。ベースメイクの最後にもハンドプレスは効果的。肌とファンデーションを密着させ表面をフラットにするので、崩れにくさと美しさの両方をかなえてくれます。リキッドファンデーションや油分のベタつきが気になるときは、手のひらにティッシュをのせて顔全体を軽く押さえることで、余分な油分もオフすることができます。ベースメイクの合間にハンドプレスを取り入れてみてくださいね。
ベースは薄く付けて足りない部分のみ重ね付け
ベースメイクは、こまめに丁寧に塗っているつもりでも、じつはそれが厚塗りの原因に。パウダータイプもリキッドタイプも、ファンデーションは顔の中央から外側に向けて一気に薄く伸ばすのがポイントです。カバー力の高いファンデーションは、一度でもしっかりつくようにつくられています。それでも足りない部分が気になったら、薄く重ね付けしましょう。そのためにも気をつけたいのが、ファンデーションをとる量。多くの人は適量より多めに塗る傾向にあり、それがムラや厚塗りにつながっています。はじめは少なめに手に取るのが、キレイに仕上げるコツです。
まとめ
文字どおりメイクの土台ともいうべき、ベースメイク。メイク前のスキンケアと丁寧なベースづくりを心がけるだけで、これまでより何倍もキレイなお肌をつくることができ、さらに崩れ知らずのメイクをたのしめるように。少し手間は増えるかもしれませんが、慣れてしまえば面倒に感じることもなくなるはずです。ぜひ毎日のメイクに取り入れて、マスターしてくださいね。